【ライブ】LOUDPARK2023 その⑦ LAST【2023/03/26】

PANTERA

昨年、PANTERA再結成を聞いたときは「( ´_ゝ`)フーン」くらいのものでした。
私もヴィニー・ポール、ダイムバッグ・ダレル兄弟不在でやっても
でもやらないで終わるよりもなぁ・・・
ってなもんでした。
ただ、助っ人がザック・ワイルドとチャーリー・ベナンテという
ぴったりな人選で「ちょっと観てみたいかも(´ω`)」となったところへの
ラウドパークでした。

時間前、ステージは着々と準備ができていき、
「PANTERA」のロゴがデカデカと書かれた幕も準備され
人も集まっていき、場内これまでのラウパーとは違う緊張感の中
モニターに映像が流れる。
そういや、今回2ステージの真ん中にでかいモニターが1つのみだったな。
毎回こんなだったっけ?よく覚えていない。

映像が終わって、兄弟のシルエットが表示されしばらくしたら、
Mouth for Warから!!!
場内のボルテージがすげえすげえ(;・∀・)
そしてフィリップ・アンセルモが思ったより全然歌えていて嬉しい驚き。
A New Level、Strength Beyond Strength、Becoming、I'm Brokenと
おなじみの曲の連発でいやあ感激です。

2001(だっけ?)に開催されたBeast Feastがラストの日本公演になって
当時なんでバイト取っちまったんだろうなぁ・・・
と結構大きな後悔だったけど
今回のライブ観られてちょっと薄まったかな。

ザック・ワイルドのギターはダイムバッグ・ダレルへのリスペクトはもちろんあるんだけど
彼らしい音は良い意味で出ていて、
チャーリー・ベナンテに関してはANTHRAXで観ていてお上手なのは知っていたが
ヴィニー・ポールの重くてテクニックのあるドラムをさらっとやってのけていて
やっぱこの方やべえわ(;・∀・)ってなった。
レックスは痩せているのがちと心配だけど、しっかりボトムを支えていて

何と言ってもベストはフィリップ・アンセルモ!
この人のフロントマンとしての貫禄すげえわ。
個人的な感想だけど、オジーオズボーンに近い帝王感があった。
曲終わりの「Thank you very much!!!」もいい感じに響いて
3人のスーパーな楽器陣に全く負けてない!

途中MCでフィリップが「トモォ~コォ」と誰か呼んだと思ったら
スキンヘッドの日本人女性がΣ(´ω` )
後で調べたらカメラマンの方らしく、フィリップに通訳してくれと
感謝をしていること、新しいPANTERAのファンはいるかとか
訳してくれとお願いされていて、
なんか粗暴だけど優しい土建屋の社長と優秀な女性社員(事務もこなす)
のやり取りみたいな感じで微笑ましかったwww

後半もThis Love、Fucking Hostile、Walkとガンガン行くが、
その中でPlanet Caravan(BlackSabbathのカヴァー)をやってくれたのは嬉しかった(´ω`)

あっという間に時間が経って、ラストはCowboys From Hell
久しぶりに腕を上げまくったライブだった・・・。

この再結成は基本ライブのみだろうし、新作とかは出さないだろうけど
この日観た4人のパワーはものすごくて、このまま終わらずしばらく
(もしくはたまにでもいいので)続けてほしいと思えるライブでした。

10組(ちゃんと観てないバンドもありましたが)約11時間しっかり楽しませていただきました。
次の予定は今のところないとのことですが、またこのようなフェスがあれば是非行きたい所存ですわい。

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