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⛪ 約束を信じて ⛪


2024/2/25  創世記17:1-7,15-16 ローマ4:13-25 マルコ8:31-38 

☀ 信仰の父・アブラハム

聖書は「初めに、神は天地を創造された」から始まります。「神は言われた」が7回繰り返されています。ヨハネ福音書は「言葉は神であった」と記し、この言葉がイエス・キリストであると言います。

この神の語りかけに応答し、この方を「主」と呼び信じて旅に出た人が「アブラハム」です。彼は「主の約束」を信じ、希望をもって旅を続けました。多くの失敗の経験から学び、霊的に成長し、主にゆだねて人生を終えました。彼こそ「信仰の父」です。

私たちも人生の旅人です。信仰と希望をもって「愛の国・天の国・お大切の国」へと旅を続けています。 

☀ 神の御計画と人間の思い

神の言葉であるイエスさまは「必ず多くの苦しみを受け‥殺され(十字架にかけられ)三日の後に復活する」と言われます。いさめるペトロに「サタン、引き下がれ、あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている」とお𠮟りになります。さらに弟子たちに「自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言われます。とても厳しく感じられますね。 

☀ 主の十字架と復活の意味

若い時、ある教派の集まりに参加しました。そこで語られていた「たくさつの信仰」という言葉の意味が分かりませんでした。質問をすると「磔殺の信仰」とのこと。自分を十字架に磔(はりつけ)にすること、自分を捨てること。「キリスト・イエスのものとなった人たちは、肉を欲情や欲望もろと十字架につけてしまったのです」(ガラテヤ5:24)。

イエスさまの十字架の死と復活は、私たちの肉(罪)をあがない(買い取り)私たちを新しい霊の人として創造するために、どうしても必要だったのです。 

☀ 新しい霊のいのちの旅を続けよう

私たちの人生の旅の目的地は「愛であり、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です」(ガラテヤ5:22)。パウロはこれらを「霊の実」と呼んでいます。

イエスさまは私たちのマイナス(罪・負い目)をプラス(恵み・祝福・しあわせ)に変えてくださる愛と光に満ちたお方です。このお方に信頼し、ついていけば大丈夫、心配いりません。

 

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