![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125733068/rectangle_large_type_2_df4502420188ddf3171a9a98c6b0c7be.jpeg?width=800)
⛪全ての人々に救いをもたらす神の恵み
2023,12,24 ルカ2:1-14 テトス2:11-14 イザヤ9:1-6
☀イルミネイション illumnation
今年も教会のイルミネーションをN夫妻が飾ってくれました。豪華なクリスマスの電飾に比べるとまことにつつましく、ささやかなものです。電気で明かりをつけることができるようになったのは1808年イギリスのH.デービーの電球の発明、1878年イギリスのスワン、1879年米国のエジソンの白熱灯の発明のお蔭です。エジソンは京都八幡市の「真竹」をフィラメントに用いることで成功しました。
人類が電灯の光を持つようになってから150年足らずです。今日、あなたは電気のスイッチを何回押しましたか?
便利な生活のほとんどは電力に頼っていますね。
☀夜の闇と星の導きのできごと
150年前まで人類は夜の暗さ・闇を体で経験していました。同じように昔の人々は心・魂の暗闇を実感していました。「地獄こそ私の住み家」(親鸞)、「汚れている私」(イザヤ)「罪人の頭」(パウロ)。人の内面の暗闇を仏教は「業・煩悩」、神道は「汚れ」、聖書は「罪」と呼びました。人間の努力、精進、自力によってはどうしても取り除くことができない業・汚れ・罪・を私たちは抱えています。
ところが現代人は本当の闇・暗さを実感できないのです。私たちは、科学技術の驚くべき発達によりさまざまな便利のものを手にしてしまいました。手のひらサイズの玉手箱(スマホ)であらゆる情報が一瞬にして入ってきます。スマホはパンドラの箱です。外からの刺激によって私たちは忙殺され、自分の内側をゆっくりと見ることができなくなりました。この私たちに、古代の「クリスマスのできごと」は語りかけます。20世紀の国文学者山崎孝子は、クリスマスの出来事を簡潔にみごとに書き記しました。(週報4頁参照)
☀大きな喜びの知らせ Merry Christmas!
家畜小屋で生まれ、難民となり、故郷を追われ、ついに十字で死をとげられたお方。このお方こそまことの神の愛と恵み、魂の救いをもたらすお方だ!・・と聖書は告げます。
史上最大のプレゼントがクリスマス、救い主イエス・キリストの誕生です。外側の喜び楽しみを突き抜けて、心の真ん中に訪れる「大きな喜びの知らせ・救い主イエス・キリストの誕生」を喜び、楽しみ祝いましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?