ブログ再開のお知らせと雪の交通規制について

ブログについて

作ると言って以来放置の一途だったブログですが、Twitterと併用できればやはり強いのではないかと思ったので、このnoteで運用を再開します(有言実行なるか。例によって二転三転する可能性があります)。

大雪の高速道路

寒気の流入に伴い、西日本を中心に雪が降りましたけれども、高速道路についてはNEXCO西日本の交通規制の不備が一つ大きな要因だったと思うので、そのあたりを書いていくとします。
なおこの内容には誤り等があることがあります。正確性は期待しないでください。また、時系列や記載している時間帯も怪しいです。

名神の京都府内で大渋滞が発生、これが波及したか

名神の下り(吹田・西宮方面)は、確か49kmくらいの渋滞と出ていたのは見たのですが、60kmを超えた時間があったようです。

https://t.co/Li4rmMS9mn

当時近畿圏のNEXCO西日本管内区間では、通行止めの区間も出ていましたが、名神高速は完走できる状況でした(西日本管内)。名阪国道が通行止めになり名阪ルートが断たれ(ここの下道を大型車で長距離走るのは普段から現実的でない。)、その後京治バイパスから第二京阪に抜けるルートも止まったのが決定打になり、名神に膨大な交通量が流れ込みます。京都市あたり(大雑把…)を先頭に両方向とも相当距離の渋滞が発生。
この時名神には50km/h規制がかかっていたようですが、タイヤの確認はNEXCO西日本管内の関西圏では行っていなかったとみられます(日本道路交通情報センター(JARTIC)のHPに「冬用タイヤ等必要」の表示がなかった)。(雪道走行時は最低限冬用タイヤを)
この渋滞が新名神の草津JCTを越えて伸びてきたわけですね。草津JCTを越えるどころか、NEXCO西日本と中日本の境界である甲賀土山ICも飲み込んだのでしょう。どこまで伸びたのかは知りませんけれど、雪の影響もあるにせよ交通集中が主要因で生じたとみられる渋滞が、雪の降りやすいであろう鈴鹿山脈の地域にまで伸びてきてしまったわけです(山間部といえば、京都の東山も飲まれていますね)。亀山西JCTも越えてしばらくしてようやく通行止めになった感じでしょうか。「通行止めになった」と言っても、これは甲賀土山ICから東側の話になりますね。NEXCO西日本は結局最後まで止めなかった。
大津辺りで動けない車両が出たようなので、さすがにこうではないでしょうが、仮に大山崎JCT手前から菰野IC先までずっと繋がってきたのだとしたら、その距離はおよそ90kmになります。大雪絡みの大渋滞は過去にもあったようで、こちらはもう意味が分からん。

下り線(吹田・神戸方面)の名神の渋滞と新名神の立ち往生区間を繋げて示した。


1995年12月27日、大雪と通行止めのため、湖東三山PA(旧秦荘PA)を頭に、赤塚PAまで繋がった。その距離、154kmという。

もう少しうまく規制できなかったか

大動脈はなるべく止めたくない、というのは分かりますが、逆に、大動脈ということはそこで下手にトラブルが起きると、かえって甚大な影響が出ることも考えられます。あと、今回の場合はNEXCOの管轄境界を挟んだのも悪く作用したかもしれません。
そもそも、各都道府県(沖縄県は規定なし。)の公安委員会規則により、積雪路や凍結路を走るときには滑り止めの措置をとらなければならないようですが(都道府県により若干の違いがあります。)(そうでしょうねぇ···。)、広域幹線道路の交通を維持しようとするなら、これに違反する車両の通行を確実に阻止しないといけなかったと思いますが、十分ではなかった。
名神の渋滞が悪化してきても通行規制をしなかった。
立ち往生に巻き込まれた人への支援が十分行き届かなかったとの声がある。
これが適切だったか、という問題です。
こういう立ち往生自体の未然防止と、いざ起きたときの対応の両面で課題を残す形になったといえるでしょう。

というかそもそも···


寒波が来るだとか大雪の恐れがあるといった話は少し前から出ていたのだから、当日に無理に動かさなくてもよいようにはできないのでしょうかね。
雪があまり降らない地域では、よほどの大雪でなければ、移動さえしなければ特に被害などが起こることもあまり考えられない(転倒事故も移動しようとして起きる)わけで。行けるところまで行こうとしてはまってしまったトラックドライバーさんも多かったといいますし。
その地域においては災害級といわれる大雪の場合でも、通常通り交通を動かそうとしたら、当然ながらこういうことが起こる危険も大きくなる。事故の被害も多発するでしょう。その辺り、社会として何とかならないものかな、と思ったということを綴って、結びとします。


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