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唐突に桜を見に行ったことがありますか?

私は昔、唐突に桜を見に行った事がある。

春先。友人の家。
4〜5人で夜中まで飲んで、みんなで雑魚寝をして迎えた朝。
私は起きた瞬間に、

「桜、見に行く」

と思った。
みんながまだ寝ている中、散らかっている台所の洗い物を片付けて、ひと足先に友人の家をあとにした。

目指した場所は小田急線の柿生駅。
ダブルオーテレサの「ヤングセレナーデ」という曲に出てくる柿生。キラキラとした青春ソング。
「春先にはきっと柿生あたり 綺麗になってるんだろうね」と、ボーカルの植木遊人は歌う。
初めて聞いてから20年以上も経ったけど、今でもイントロが流れるだけで、私は青春まみれになります。


実際に柿生駅に行ってみると、綺麗な桜が満開でした。
でも。
綺麗だったけど、あの歌の桜が見れて嬉しかったんだけど、何かが違う。
過去は美化されると言うけれど、まだ起きていない未来も美化される。私の中で柿生の桜を、温め過ぎてしまったみたい。
未来の素敵の想像は楽しいからしちゃうけど、それと現実はまた別の話なんでしょう。

ちなみに柿関連の諸々があったのにはテンション上がりました。

ほら、キレイはキレイなんです
柿ランプ
柿キャラ
一緒に映り込んだミスター蒸しパンの看板が懐かしい
当時色んな所で見たけど、今は無くなってしまったみたい


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