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スキルコーチとは

最近日本にも増えてきたスキルコーチ。
指導の仕方は人それぞれ。その人の持論があり、人によって指導に重きを置いている部分は違うと思う。

僕はバスケットのスキルも教えるけど、どちらかというと心の部分の方が教えるのは多いかもしれない。
バスケットは自分の感覚をいかに作れるか。僕の感覚と子ども達の感覚は全然違う。
けど土台になる部分はどのスキルも一緒だと思います。
土台を教えてあげて、あとは自分なりに変換して感覚として習得していく。
感覚が取得できれば無意識に出来る様になると思います。

若い指導者に出会ってきた人生

バスケを始めてから引退するまでに出会った指導者は比較的に若い指導者ばかりで当時20代の人達ばかりでした。
高校から大学3年まで補欠だった僕がBリーグに入れたのも入った後、何年かプレーできたのは間違いなく指導者のおかげだった。
けど、共通していたのは全部を教えてもらうってよりは、土台を教えてもらって、自分の中で感覚として作っていくっていう教え方だった。
沢山教えられるよりはシンプルだった。
全部教えてもらってないからこそ、どんな感覚なんだろう気になって、何回も練習したし、そのプレーを抜粋した動画をずっと見て頭でイメージした

もし全部教えてもらってたら、その指導者の感覚がそのまま僕に継承されてそれは自分に合わないスキルになってのかもしれない。

自分で動いたからこそ

自分が教える立場になってあの時スキルを教えてもらって僕が習得出来たのはなぜだろう?って考えた時に自分で気になって動画を調べたり、練習したりしたからだと思います。
結局スキルを教えても、その後それを習得するかどうかはその選手次第だと思います。
だからと言ってただスキルを教えてその後上手くならなかったら、選手が練習してないからって指導者が思うのもなんか違うと思います。
なんでそうなるんだろうって思わせる伝え方、言葉のチョイス、喋り方などバスケのスキルと同じくらい話すスキルは必要なんでは無いかなと思います。
スキルコーチではあるけど、あくまでもジュニア世代の教育者
バスケだけではなくそれが社会に出てどう生かされるのか

良い指導者にあたってきたから、自分で考えて動く能力をバスケットを通して教えてもらったし、今度は自分がその背中を追いかけて理想の像になりたいと思います。

今日はここまで。



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