記事一覧
あなたから春の嵐と忘れかけていたものが届いた日
待ちに待った金曜日
終礼後、急いで着替えて東京駅を目指す。
先週、5年ぶりに元彼に満たなかった先輩から何の前触れもなくきたメッセージ。
少し驚いて、少しイヤ気持ちでメッセージを明けてみた。
なにを言ってるんだろう、今さら。
また、会いたくなって私の体がほしいだけだと思った。
一日明けて、落ち着きを取り戻して。
ありきたりの返信を返してあげた。
(もう、あなたのことなんか何とも思ってないの
夢を語らない帰りの電車でやさしさを振りかえる今夜の車両
最もらしい言葉と奪い合いの様に奢る連中に疑問を抱きながら
「お先に失礼します」
と今日もいつものようにふぅと息を整えて帰路につく
無意識に駅の改札を通り、バックの重みで重苦しい胸を支えながら下りホームの階段をぼんやり降りて乗り込むのは、いろいろな事情を抱えた人たちのいつもの車両だった
止まらない列車の中に置き去りにされた空き缶の様に揺れながら、みんな横一線に静かに佇んで手のひらに写し出した思い
クレマティスのような夜に夢見月のエールを〜ボクたちはきっとしあわせになれる
週末の天気予報ではどのサイトでも積雪情報を伝えていたが、予報どおり降り始めた雪はこの街を平等の世界に変えていく。
ここ恵比寿に越してきて5年、この分なら2度目の雪景色になる予定だ。
仕事帰りに『コーヒーで暖まっていくか』と誘われた店に向かう途中、習い事の帰りだろうか、傘もささずに手をつないだ女の子が母を見上げながら誇らしげに話しかけていた。
「雪ってね、晴れたらまぶしいんだよ」
そこに3年前に
グッバイ・マイ・スイーツ/ハロー・マイ・ハッピー・リグレット〜新しい歌声が聞こえれば
約 束ー・ー・ー・ー
「えっ 異動ですか?」
「そうなんだ。昨年秋に販売開始したASC社の新規市場開拓の更なるテコ入れが必要なんだ。来月からスタートの新設専門部隊だ、期待してるよ。是非ガンバってくれ」
*
新設部署に転籍して2年間順調に成果を上げてきたが、1年前から大手コンペティターが新たな付加価値で勢いを増し、入社1年目の5ヶ月連続予算未達以来、今の部署では2度目の2ヶ月連続未達になった。
最後のプレゼンでもう振り返らないって決めてたのに〜キミのありがとう、ボクのありがとう
小さな頃は楽しいことやじっくり見たものを自由に空想して寝床で再現することが好きだった。
そんな子どもの観察でも意外と象徴的なところは分かっていて、記憶を振り返り、個性的なストーリーを作って、ナレーションまで入れて似たようなシーンを作りだす。上手に真似ることで自分が主人公と同化することを繰り返し、登場人物と自分のストーリーを共有しながら幸せになれる。
知育ブロックならいっそう自分が作りたい環境を
朝活のある風景とクリスマスカフェ
さかのぼること1時間。
なにせこの時間だ。どっと乗り込んでくる駅までは十分時間があるこの県境の駅で、毎朝ほぼ同じ時刻、定位置のホームで待ち、同じ車両に座って小一時間の通勤時間はさしずめビジネスマンにとっての開店準備となる。
ぬいぐるみのキーホルダーを揺らして弾ける学生たちや課題を背負ったビジネスマン達が溢れる夕暮れ時と違い、朝から元気に会話しているのはTシャツ姿の外国人くらいしか見かけない。
大
冬支度、やめること一つ、願いごとひとつ
小春彩る静かな日。
予測変換された文字を追いながら6インチの中で目が疲れたら冬隣の茜色を見に出かける。
ようやく訪れた季節の便りに自分だけの記憶の絵が届く。
そんなとき、いつのまにか自分に集積していた日々のいろいろがはらりと落ち、なんだか晴々とした気分が舞い降りてくる。
さあ、予測不能の世の憂いからひとときのやすらぎを手にするんだ。
損得に振り回されていた今までを忘れ、いまのためだけに費や
新宿発乗車ブルース〜リアル学祭訪問まで
秋晴れの午前11:00。
高尾山はすでに紅葉を迎え入れる準備はできているが、早朝のひんやりとした登山口へ向かうハイカー達にはこの時間はすでにアイドルタイムだろう。
学園祭シーズン真っ只中。
今年は数年ぶりのリアル開催で実行委員会も気合が入って、各校練り込まれた企画も楽しみのひとつになる。今回訪れるこの学祭にも同じ思いだ。
ガラガラの新宿行き上り各駅停車からようやく明大前駅に着いた。
ここ明大
お一人様こちらへどうぞ〜今日ひとりで食べること
オフィス街なら昼になるとあっという間にどこも満席になる。
物心ついた頃からみんなで手を合わせ、みんなで同じものを食べてきた。
待ち遠しいあのメニュー
嫌いで残したあのおかず
早食いも、ゆっくりも同じ時間にみんなで同じものを食べてきた。
遠足なら一気にパワーに溢れておしゃべりしながら楽しく食べたよ。
みんな大切な思い出で、道徳として食育の大切さを体験して人の温かみを感じてきた。
社会人ともなれ
充電🔌旅もひむバス!も街で暮らす人たちの関わりとコミュニティは人が主役として都心部のコミュニティ作りでも参考になる。
「誰かの力になりたい」
(今日の共鳴)