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ドーパミンの奴隷

負け組はみんなドーパミンの奴隷

ぼくがnoteを始めた理由は、他のトレーダーさんと交流を持ちたいということもあるけど、一番の理由はFXで勝てるようになりたいから。そのきっかけとなった話です。

早速だけどぼくがFXで勝てない理由。その最たる理由はポジポジ病だ。
ほぼ常にポジションを持ってしまう。もちろんいけないことだとはわかっている。それでもポジションをもってしまう。エントリーをしてしまう。ポジションを持つタイミングそれは今まで持っていたポジションを決済した時。ポジションを持つために適当な理由をつける。負け組仲間であれば理解してくれる人は多いと思う。

こんなことを繰り返していた時に思った。なぜポジションを持ってしまうのか。いろいろと自問自答をした。利益を逃してしまうのが悔しいから?負けを取り戻したいから?早くお金が欲しいから?深く考えたら全部違う。ポジションを持ってしまう最大の理由はぼくがギャンブル依存症だからだ。

そう、ぼくは気づいてしまった。ぼくは資産を増やしたいのでも、FIREしたいのでもない。ギャンブルがしたいだけだったのだ。だから常にポジションをもってしまう。ポジポジ病の根源はギャンブル依存症だった。
ではなぜギャンブルをしてしまうのか。それを考えた時に出した結論。それは身体がドーパミンを求めているからだ。

トレードで気持ちいい時、それは

  • 勝った時

  • 負けを取り戻した時

  • 含み損がプラテンした時

だ。特に負けトレードの後にハイレバで負けを取り返してその日の収支がプラテンした時なんて至高の瞬間である。もうドーパミン出まくりだ。

そう、ぼくはこの瞬間の刹那の快楽のためにトレードをしていたのだ。上にも書いたが最高の快楽は負けた後のトレードでプラスにもっていくこと。つまりぼくは負けるべくして負けるという状況ですらなく、その後の刹那の快楽のためだけに自分から負けたがっていたのだ。

改めて文字に起こすと狂気の沙汰である。貴重なお金を使い、なんなら借金までして自分から負けを求めるのだ。

気になって調べたら人間は強いストレスを受けるとβエンドルフィンというドーパミンとは違う脳内快楽物質を出すらしい。つまり

トレードで負けてβエンドルフィンをだす(気持ちいい)
          ↓
その後ハイレバで勝ってドーパミンを出す(超きもちいい)

という事をぼくは求めていたのだ。ポジポジ病、ギャンブル依存、果たしてその実態はドーパミン依存症だったのである。

人類は農業革命によって小麦を育て、世話をする小麦の奴隷となったという話を聞いたことがあるが、ぼくはFXを通してあらゆる手段を用いてドーパミンを放出しようとするドーパミンの奴隷になっていた。今回ぼくはそこに気がついてしまった。

奴隷からの解放

ではどうすればこの奴隷状態から解放されるのだろうか。いっても相手はあらゆる依存症の根源、依存の王様である。意思の力なんてクソの役にもたたないことは明白である。そんなものでなんとかなるなら、そもそもポジポジ病になんてなっていない。

ギャンブルによるドーパミン地獄から脱出するためにはどうしたらいいか。ぼくが出した答えは

まっとうなトレードによる成功体験を積み上げて利益という結果を出す

こと。だ、結局これしかないのである。ギャンブルトレードの対の存在である、勉強して分析した後にここでエントリーしてここで利食いか損切を行うという予定を立てて、その通りに実行するまっとうなトレード。ここで勝ち負けを繰り返しながらも最終的に利益を積み上げる。この一連の流れを遂行することに幸せを感じられるようにならなければならないのだ。ドーパミンを極力出さないようにするトレードで資金を増やすこと。文章にしたらとても簡単だが、今までさんざんポジポジしてきたぼくが簡単にできるとは思えない。

その簡単ではないまっとうなトレードを継続するためにはどうすればいいのか。ここでぼくがだした答えがそう、noteである。
トレードを記録発信することで、ふざけたエントリーをなくす。そのためにnoteという媒体を利用しようというわけだ。そしてアウトプットすることで見えてくることもあるはずだし、あわよくば他のトレーダーさんと交流することもできる。

そして見事勝ちトレーダーとなった暁には有益な記事を有料化して小銭を稼ぐこともできる。上手くいけば一石三鳥も四鳥も見込めるのである。

そしてここまでくればドーパミン依存からは抜け出せているはずである。ドーパミンと対をなすセロトニン優位でトレードができているだろう。無事に目標達成である。

この先どうなるかはわからないが、ちょうどこのギャンブル依存、ドーパミン依存に気が付いたのが2024年1月というキリのいい時期なので、心機一転という意味も含めてこれからトレードとnoteの活動をしていきたいと思う。


読んでいただきありがとうございました。共感いただけた方、いいなと思った方はスキしていただけたら励みになると思います。
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