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万事、バランス。
世の中、考え方、夢、憧れ、人間関係、自分自身、全てはなにかを犠牲にした上でのバランスで成り立ってる。だからって全部が平均値でバランスとってても、それはそれで味気ない気もしちゃう。本来、バランスのとれた普通がなによりも素晴らしく恵まれてる状態であるはずなのに、なにかしら鋭利な部分を求めては、いつのまにかバランスが崩れてしまう。さらに将来なりたいもの、憧れる生活、なんでもいい。そーゆう人生をかけて追い求めたい理想像があるのなら、その均衡はどこかで崩さなきゃいけない。もしなにかを変え、新たなものを得ることが出来る人間が居るとすれば、その人はきっと大事なものを捨てれる人。なにも捨てることが出来ない人間に、なにも得ることは出来ない。けど、なにかを得るために身につける武器が過激な個性や主張である必要は全くないと思う。せっかく身につけた個性ある意見も自分らしい正解も、過度な思想や主張、思い込みのせいで本質を見てもらえなくなったら、損するのは他の誰でもない自分自身。どんな意見だろうと、過激になりすぎないように落ち着いて、でもきちんと自分らしい言葉を選び主張したいと思ってる。けれど、得ることに固執して、失う大きさを忘れてしまう。それが所詮、我々人類の性なのかも。


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