SNSを使いすぎると不幸になる
「SNSでたくさん交流すると、相手と仲良くなれる」と思っていませんか?
学生で、一日数十回もメッセージ交換している中なのに、相手の一言が気に入らず喧嘩になったり、たまたま30分「既読無視」になっただけでケンカになる、ということが起きます。
心理学では「ヤマアラシのジレンマ」という概念があります。
寒さの中、2匹のヤマアラシがいます。
離れていると寒いので、体を温めようとくっつこうとすると、お互いの針が刺さり合い、痛みを感じます。
2匹は近づいたり、離れたりして、お互いに傷つかず、ちょうどいい距離を見つけます。
この心理がわかれば、恋人同士の時はラブラブだったのに、結婚した途端にケンカが増える理由がわかるはずです。
心理的距離が近すぎると、相手の悪い部分が多く見えてくるし、「親しいから」という甘えによって、思っている本音を感情的に言ってしまうことも増えるのです。
SNSは、心理的距離を縮めるのに絶大な効果がありますが、使いすぎると
心理的距離が近くなりすぎて、トラブルを起こしたり、人間関係を悪化させます。
SNSはあくまで「道具」です。
使い方を間違えると、人間関係を悪化させたり、幸福度を低下させます。
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