誕生日

ゴールデンウィークと共に我が子の誕生日がある。今年の誕生日は神様から特別な贈り物をいただいた気がした。
二十歳を過ぎ、何度目かの誕生日。今年は彼女の成長を大きく感じた。

私は我が子が幼い時から、子どもの事は何でも分かっていると自信をもっていた。私が子どもを正しい方向へ導くという意識があった。しかし、実際はそうではなく、子どもたちは自分の気持ちをわかってくれない母に対して、何時もモヤモヤした気持ちを抱えていたのだ。時に爆発させる事もあった。

明らかに我が子は、大人に向かっていると感じる。

あなたたちがいるから、私はここまで来れた。
ありがとう。幸せです♪
そそっかしい母だけど、頑張ります😊

今回、「ママ、優しくなったね。」と私に言った。私自身もそうだという意識がある。私を変えたのは、「子どもの気持ちに寄り添う」という考え方。この考え方は、子どもに対してだけでなく、大人に対して、そして自分に対して変化をもたらしてくれた。

私が少しずつ変化することにより、子どもが自分の心の中にある気持ちを素直に出してくれるようになった。私は子どもたちの話をじっくり聴くようになった。子どもたちは心の中の気持ちを話す事で、自分自身の気づきがあるようだ。
今回の誕生日でも、それを感じる。

彼女が「素敵な教会があるから行ってみない?」と言ってくれたので、一緒に行くことにした。本当に本当に今まで見た教会の中で一番印象に残る教会かもしれない。そこで丁度御ミサにあずかることが出来た。彼女の誕生日に、一緒に御ミサにあずかる事ができた✨✨私は「神様が此処に私達を連れて来てくださった。」と、思った。
我が子は涙を流していた。私は、今までを振り返りあえてその訳を訊かなかった。

教会からの帰り道も色々な事を話しながら歩いた。この時間がとても私達にとって大事であると何時も思う。お互いの考えや気持ちを理解し合える時間。思えば、いつだって無駄な時間なんてないのかもしれない。

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