完全ミルクの決意

生後3週に入ったあたりから
混合を諦め完全ミルクに切り替えました。

母乳は出るのに保護器云々のことで
(私の乳首が短めで赤ちゃんが吸いにくいらしく
産後の母乳指導で助産師さんから乳頭保護器を
使っての授乳を勧められ、保護器有りの授乳を
していましたが、上手くいかず…)
息子は授乳の度に泣きながら仰け反り
なかなか母乳を飲めず、空腹のまま
更に声をあげて泣く一方…

私も保護器を使った授乳が上手くできないのが
段々しんどくなってきて、
息子の泣き声を聞きっぱなしなのも辛く、
可哀想で、いっそすんなりミルクをあげてしまい
たいと思うようになり混合を断念したのでした。


今は人工乳も母乳と変わらないように
作られていると聞きますが、
母乳には母乳にしかない良さがあるので
生後3週という早さで諦めてしまったこと。
息子のために頑張れなかったこと。
ダメな母親だな…と何度も思いました。


それでも完全ミルクに切り替えたことで
私の気持ちに余裕ができて、
それまで何一つ楽しめない状態だったけれど、
ようやく笑顔で息子と接することが
出来たように思います。


先日の一ヶ月検診で
助産師さんと産後の精神状態について
お話する機会がありました。


その時に完全ミルクにしたのはいいけど、
本当にこれで良かったのか。
もっと頑張るべきだったのではないか。
と、自分なりに葛藤したことを話しました。


正直その事を話すのは少し怖かったです。
産院だから「母乳の方がいいよ!」
「母乳が出るのにもったいない!」
「もう少し授乳頑張ってみたら?」
と言われそうな気がして。


でもその時話を聞いてくれた助産師さんは
とっても優しくて、

「今のミルクはとっても優秀だから大丈夫」
「3週間母乳頑張ったのえらいよ」
「完ミにするって決めても赤ちゃんによっては
哺乳瓶を嫌がる子もいて、完ミが難しい子もいる。だから哺乳瓶を嫌がらない子で良かったね」
「いっぱい悩んだだろうけど、ママが一番楽な
方法を見つけられて良かった」

そう言ってたくさん励ましてくれて
私が欲しかった言葉をくれて
涙が出そうになりました。


完母・混合・完ミ

いろんな選択肢がある中で
自分に一番あった栄養法を選べばいい。

完母だから〜
完ミだから〜

そんな理由で我が子に対する愛情に差が出る
わけない。


そう自分では分かっていても、
やっぱり世間体を気にして
悩んだりしたけれど、

お世話になった産院の
お世話になった助産師さんに
背中を押してもらえたこと、
自分の選択を肯定してもらえたこと、

大きな救いとなりました。


そんなわけで、我が子を完全ミルクで
育てていくことになりました。


パパにはこれから、ミルク代を
一生懸命稼いでもらおうと思います😊

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