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子育てとは
育児の始まり
私には3人の子どもがいます。
現在社会人1年目の息子、高3の娘、小6の娘です。
私は結婚して親元を離れ、北海道で新婚生活を始めました。
そして結婚して2年目、長男が生まれ、私の長い長い子育ては始まりました。
北海道には親はもちろん、子育ての相談が出来る知り合いが一人もいない環境でした。
旦那さんも夜帰ってくるのが遅いので、今風に言うとワンオペ育児の状態です。
それに加え、旦那さんはあまり子育てに興味がないし、実家は遠いから困った時にすぐ親に来てもらうことも出来ない…
私はとても心配症な上に、子どものことは、常に私が選択し、決めなければいけないというプレッシャーで押しつぶされそうでした。
子育ては、すぐに成果が見えません。
この育て方で合っているのか?すぐに結果が出ない分、常に不安との闘いでした!
やっと見えた
それから23年。
3人とも、性格の違いはあるので、その都度悩みながら子育てしてきました(それはまたの機会に…)が、やっと、私の子育てに自信を持てる瞬間が訪れました。
6月の末、義理の父親が亡くなりました。
通夜、葬儀は目まぐるしいほどの忙しさの中で行われました。
義理の父親は、ボランティア精神が豊富で、いろいろな活動を通じて多くの人たちとの繋がりがありました。
そうは言っても、このくらいの規模かな?と足を運んでくださる人数を予想し、100〜150人くらいの人が入れる会場を選びました。
通夜当日、時間前になると会場からはみ出すくらいの人で溢れました。始まっても列は一向に切れません。
ヤバいヤバい完全に見込み違いだ!とパニック状態になりました。
それを子どもたちも察してくれ、私がお願いする前に、それぞれ出来ることを考えて手を貸してくれました。
えっ🫢
私は驚きました。
私がなんとかしなくちゃ、と全体を見渡して、手薄なところを子どもたちにお願いするつもりだったので、子どもたちの振舞いには驚かされ、すごく助けられました。
そして、なんとか全てが無事に終わり、帰ろうとすると、持ち帰る荷物が多過ぎて、全員車に乗ることが出来ないという事態に!
会場から自宅までは徒歩15分なので、子どもたち3人は歩いて帰ることになりました。
車が先に出発するのに子どもたちだけ残して大丈夫かな?と不安に思いつつも車に乗り込みました。
そして振り返ると、子どもたちが会場の係の人に、深く頭を下げてお礼を言っています。
少し様子を見ていたら、和やかに話もしていてその姿を見てホッとしました。
その光景を見て、私の子育て大丈夫だった🍀と涙が止まりませんでした。
我が家の教えは、『きちんと挨拶をする』と『感謝の心を伝える』です。
子どもたちにちゃんと伝わっていました!
これからの子育て
「この子は大丈夫だ、」と感じるまでに、23年かかりました。
何が正解か分からない、長い長い時間を過ごすのは本当に辛かったです。
ズボラな母親だからこそ、子どもはしっかりと育ったのかな?とも思いますが、本当に安心しました。
その後、子どもたちへの言葉掛けや接し方も変わってきて、心配だからと手を出しすぎず、導き過ぎず、どうしたい?と子どもたちに聞くようになりました。
まだ娘二人が自立するまでには何年かありますが、これからも子どもを信じ、肩の力を抜いて子育て続けようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました🍀
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