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2024年8月10日(土)《GB》

【鶴屋:富田 正継・大塚 陽菜・原田 祐一・村川 学・前田 綺羅・中尾 静馬・新熊 芽衣奈】
「それでは今日は生ビールをたくさん飲みましょう。カンパーイ」
「カンパーイ」
 満面の笑顔を浮かべながら原田 祐一が行った乾杯の挨拶に合わせて、参加者全員が大きな声で乾杯と叫んだ。ここは19時を少し回った時間の『鶴屋屋上ビアガーデン』。今日も1日暑い熊本であり、美味しい生ビールを求めてたくさんの客で大賑わいである。黒髪アッカーマン部隊のメンバーと新熊 芽衣奈もいつもであれば居酒屋『笑笑』で飲むのが通例であるが、今日はとにかく美味しい生ビールを浴びるほど飲みたいという富田 正継と原田、村川 学の要望により、『鶴屋屋上ビアガーデン』にやってきたのである。
「いやー、やっぱりビアガーデンは良いよなー」
「生ビールがより美味しく感じますよね」
 一杯目を一気に飲み干した原田が発した声を聞いて、中尾 静馬も同意の言葉を述べる。富田と村川も早くの1杯目を飲み干しており、2杯目を注文している状況である。もちろん飲みに飲むつもりでやって来ているので、2時間飲み放題コースを選択している。
「男子は生ビール好きだよね」
「2杯目どうします?注文しますよ」
 軽く微笑みながら言葉を発した前田 綺羅の1杯目の生ビールがそろそろ空きそうなのを見て、大塚 陽菜が2杯目のメニューを確認する。飲み放題メニューには生ビール以外にもサワー系やハイボール、ジンソーダ、ワイン梅酒、焼酎などドリンクメニューも豊富である。もちろんソフトドリンクもあるので、飲めない人にも安心だ。いろいろ悩んだ結果、前田はもう一杯だけ生ビールを飲むことし、大塚はレモンサワー、新熊は巨峰サワーを注文した。男性陣はとにかく生ビールを限界まで飲むチャレンジを行っているようであり、つまみを適当に食しながらガンガン飲んでいる。それに対して女性陣はどちらかといえば料理を楽しみながらのんびりとアルコールを口にした。この調子で2時間が過ぎて楽しい時間は終了を告げる。この後は下通りを銀座通り側へと歩いていき、いつも利用するカラオケ屋『カラオケ館』に向かったのである。

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