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2024年11月25日(月)《GB》

《前にもどっかで書きましたが、この世界線は飲酒、タバコ、公営競技が18歳から可能です。ご認識を》
【戦士鍛錬場:東田 美津紀・岩花 雪花・米満 唯花】
「うーん、何だろう。良く分からない」
「彼女の言葉とは思えんな」
 少し考えた後で漏らした米満 唯花の言葉を聞いて、東田 美津紀が笑顔で返事を返した。ここは午前中の戦士鍛錬場。本日もたくさんの戦士が鍛錬を行っている。朝から一緒に鍛錬を行っていた70期の戦士である東田と岩花 雪花、米満の3人は、現在は水分を補給したり汗を拭いたりしながら、ベンチに座って休憩をしている。しばらくは今まで行っていた模擬戦について、お互いアドバイスなどを行っていたが、ある程度その話題が落ち着いたので、東田が常々普段に思っていたことを質問する。その内容は、米満と付き合っている黒瀬 舞人についてである。東田にとって黒瀬は戦士鍛錬場でしか出会わず、見た感じ自分から周りに溶け込むこともなく、黙々と激しい鍛錬を行っているのは認識できている。ただ、ここ以外で黒瀬がどのような男性なのかが不明なので、質問してみたのだ。
「体はすごく鍛えているけど、それ以外の趣味は良く分からない」
「え、デートとかでどこか行かないの?」
 正直に質問に答える米満の声に、岩花が驚きの表情で質問を返す。これを聞いて米満は再度考える表情を浮かべて返事を返す。
「デート・・・は上通のゴールドジムが多いかなあ」
「何それ、デートなの」
 デートという言葉の意味を2人でどこかに出かけることと認識し、1番頻繁なものを答えたのを聞いて、東田が呆れて返事を返した。黒瀬と米満は基本平日の午前中はここで鍛錬し、午後は大学の講義を受けて、夕方から立田山で体を鍛える。休日は午後から一緒に『ゴールドジム』に行くことが多く、一般的な男女が行うデートを行った記憶はあまりないのである。
「ふーん、いろいろ納得出来ないところもあるけど、黒瀬くんがどんな人かは少しだけわかった」
 何とか納得した東田の声を聞いて、黒瀬の特徴が何かないか考えた米満が一応補足を加える。
「そういえば舞人くんお酒が異常に強いみたい。何か同じ部隊の財津くんと良く飲み比べをしていつも財津くんが潰れて、舞人くんがおんぶして帰っているみたい。財津くんもかなりお酒強いらしいんだけどね。ってお酒が強くない澤口くんが言ってた」
 欲しがっている情報かどうかは分からないが、何か特徴があるとするならばこれぐらいかなと思い、きちんと説明を行った米満であった。

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