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通関士から商社に転職して、通関士でなくなって後悔したか

 こんにちは、ねこくんです。(@nekokundesu_)
主に通関士・貿易・転職について発信しています。わたしは10年勤めた物流会社を2022年に辞めて、商社に転職しました。

前職では3年ほど通関士として働いていました。半年間猛勉強してやっとの思いで通関士に合格したわけですが、通関士証憑は返却し、商社に転職してからは「通関士」としての仕事はしていません。

折角取った資格を活かしていないわけですが、「後悔はないのか」、「今の心境はどうか」などについて書いていきたいと思います。ご参考になれば幸いです。


1.通関士登録を抹消した時の気持ち

通関士としての登録を抹消する際は、NACCS上の通関士登録を削除し、また通関士証票を返却したわけですが、「折角頑張って勉強して合格したのに残念だな」という気持ちが当日は正直ありました。

「もう通関士として働くことはおそらくないんだな」と思うと、寂しいような何とも言えない気持ちになった記憶があります。何でも「別れ」というのは寂しいものです。

2.日が経つにつれて、そんな気持ちも薄れていくが…

転職後は日々の忙しさもあってか、段々とそんな気持ちは忘れていきました。ふとした時に「通関士として働き続けていたらどうなっていたんだろう」なんて思ったりもしますが…そんな風に思い返すことすら段々と無くなってきました。

3.通関士の資格を取ったという事実は変わらない

通関士の登録を抹消してまで転職したことについて、全く後悔はありません。うまく言い表せませんが、通関士という資格がすごく好きです。世間一般的にはマイナーな資格でありながら、日本の貿易を支えている感じが何か自分に合っている気がして。

通関士の登録を抹消した事は紛れもない事実ですが、本当に頑張って通関士の資格を取ったという事もまた事実であり、その事実が消えることはありません。あの合格した時の心からの喜びの気持ちは今でも忘れません。

まとめると、通関士登録を抹消した直後は資格を失ったことから来る寂しさのようなものがありました。しかし今は全く後悔していませんし、転職してよかったと思っています。「何かを得るためには何かを失わなければならない」なんて言いますし。

今でも通関士という職業の事が好きですし、尊敬しています。もし何かのご縁で通関士として働くことがもう一度できるのであれば、戻ってみたいものです。決して未練があるわけではなく、半ば通関士に対する憧れのようなものです。

以上


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