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除虫菊の蚊取り線香
これだけ暑い日が続くと蚊もあまり飛ばないですね。
夏の終わりや、初夏の方が蚊に刺されることが多いような記憶もありまが、調べてみると蚊の動が活発になるのは25〜30℃ らしいです。
30℃超えると葉の下などに姿を隠すらしいので、これだけ35℃前後の日が続けば蚊も飛ばないですね。
夕暮れの水やりの時にも7月になってからは刺されることは少なくなりました。かゆみ止めには去年からドクダミチンキを作って利用していますが、かゆみのぶり返しがなくてとてもいいです。
蚊取り線香の入れ物が可愛いものが多くて
蚊取り線香から漂う煙の風景は、日本の夏って感じで好きなのですが、我が家の場合、部屋には猫ちゃんたちもいるので蚊取り線香を家の中で使う事はなく、ウッドデッキの所とか、庭先で使う事が多いです。
私は昔ながらの天然除虫菊の蚊取り線香を愛用していますが、ハッカスプレーやドクダミチンキを虫よけスプレーとして使う事の方が多いので蚊取り線香が減らず。数年前に購入した30巻き入っていた箱のものをずっと使っています。
蚊取り線香に使われる除虫菊は可愛らしい花ですが、花に殺虫成分が含まれているそうですよ。花に毒って・・・受粉をどうするんだろうと一瞬思いましたが、花粉や蜜には毒はないのでしょうね。蜂さんは花びらムシャムシャ食べないけれど、蝶々の幼虫などに花びら全部食べられちゃうと、困っちゃいますものね。
と、花の立場でいろいろ考えてしまいました。
明治時代にこの除虫菊の粉末を練り込んだ棒状の蚊取り線香が上山英一郎氏によって発明されたのですが、最初持続時間が短く困っていたそうです。あの見慣れた渦巻き型を提案したのは、上山氏の奥様とか。
日本で発明された蚊取り線香ですが、原料の除虫菊は1970年~80年ごろまではケニアがシェア1位だったそうです。虫全般に効くので農薬の代わりに殺虫剤として作物を守り、また今も蚊取り線香としてマラリアから人々を守っているそうです。
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