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細くながく里山にかかるそう雲に目を見張る7歳

「そう雲だ、凄いね」
雲の名前に詳しい7歳の孫が車の窓から見える景色に目を見張っている。

低い里山に細く長く霧の雲がかかっている。

とても長くのびていて、なんとも不思議な味のある風景だ。
運転中で写真が撮れないのが残念…。

「(こんな日は)湖のところは霧がすごいかもね。」と少しワクワクした声で話す声を聞きながら


『絵心があったらなぁ、このままのイメージを描けたらいいなぁ〜』なんて思いながら小学校までの道を急いだ。

学校につき、駐車場から「行って来ます」と登校する孫。

車に戻り昇降口に入る頃まで見届けてから車を発車させるのだけれど、いつも何度もこちらを振り返り手を振ってくれる。

今日は段ボール箱も持っていて両手が塞がって荷物がいっぱいなのに、箱を持つ手のひらを少し浮かして手を振ってくれて可愛い。


わたしの乗る車が校門を出るまで、下駄箱前で見送ってくれてたりもするが、一緒に暮らしてないからこその名残惜しさなのかもしれない。

小学校までの20分ほどの孫との時間、とても楽しい。



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