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討論より1つの良い行動

世の中にはたくさんの「課題」が溢れています。私なりの解決策を記載します。


討論自体は解決の役に立たない


課題へのアプローチとしては「まずみんなで話し合う」ことが挙げられます。日本では言論の自由が認められており、最後に多数決となった場合も少数意見も最大限尊重することとされており、この環境はありがたいです。

ですが、意見の集約は行動に結びついてこそ意味のあるもの。

  • 単なる言いっぱなし

  • 怒りを表現したいだけ

  • 私は「分かっていて賢い」ことを示したい

  • 話し相手が欲しい人がまくし立てている

これらは話し合い自体が目的化していたり、自己顕示欲・承認欲求充足という、課題解決とは別の願望が設定されています。

小さな一歩を自分で踏み出す


他の人と意見集約している間にも課題の進行は止められません。時間それ自体も資源です。他人をコントロールすることはできず、時間の経過は止められないので、自分一人でできることをまず踏み出すのが大切です。

例:物流の2024年問題


2024年4月からトラックドライバーの方の時間外労働に上限が付されます。規制により「残業代の減少が推定されトラックドライバーの減少が見込まれる。日本の物流にマイナスの影響を与える」というものです。

大学で開かれるシンポジウムを聴講しに行って質疑応答で長々と自説を述べたり、最近の若者は3Kにちっとも就かないと居酒屋でクダを巻いたり、物流業界の労働者はもっと怒れと新聞に投書しても意味はありません。

立法者でなくても以下はできます
【Amazonなどの利用時】

  • 宅配ボックスでの受け取りを初期設定にする

  • 再配達時には必ず在宅する

  • 通信販売を利用するもの/しないものに一線を引く

私達は消費者であり、お金を払っている側です。毎回の対面受け取りも再配達時にまた不在にすることも何でも通信販売で購入することもできます。しかし、許容される領域の中でも自主的に一線を引いて、その線を越えないようにしたいです。

私は上記に加えて、対面で受け取った際には配達担当者さんに言葉でお礼を伝えて500mlのペットボトルの飲み物を渡すようにしています。
ワンクリックで購入したものが家まで届くのも、各段階におけるどなたかの労働のおかげです。こういった購入行動ができる立場には同等の責任があるので果たしたいと思っています。

まとめ

・討論は解決策にならないばかりか、聞いている人がつらい
・自分でできることを始める
・「お金を払っている」として、それは対価と呼べるものか
・買いに行く手間を代行してもらえる立場含めて、豊かであることには責任を伴う
・できるとして良いの違い

#時間も財産 #労働に敬意を #エッセンシャルワーカー #討論より実践
#できるとして良いの違い


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