久しぶり!ジョン・グリシャム

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	タイム大好き楽しむマガジン

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 第765号

こんにちは、発行人のTOMOKO-SANです。

先週とは10度くらいの気温差で、寒~い今週末。
土日の朝はジョギングしましたが、今朝はちょっと雨も降っていたので
ゆっくり起きて、ジョギングはお休み。 (^ー^)

寒いということは、鍋が美味しい季節ということです。
昨夜はキムチ鍋をいただきました~。

今週の木曜はボジョレーヌーボー解禁、今年はボジョレには珍しいコクのあるやつを予約中です。(楽しみやなぁ~(^▽^)/)

このメルマガは、タイム誌を「できるだけさらりと
(まずは自分が)楽しむために♪」をモットーに創っています。
縁あって、今、こうして読んでいてくださっているあなたに
「英語って面白いなぁ~バイブレーション」が伝わりますように。

それでは今回も早速・・・

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TIME November 6, 2023 Issue 第二弾 ENTERTAINMENT/ BOOKS

◆"The Enduring Charm of John Grisham" By Molly Ball
Mega-author John Grisham returns to his roots, in Memphis and
on the page.
https://time.com/6317634/john-grisham-the-exchange-book-interview/

日本でも、30年前くらい立て続けに映画化されヒットしていた記憶がよみがえってくるジョン・グリシャム作品! (^^)d

*『評決のとき』 (A Time to Kill, 1989年 )
サンドラ・ブロック、サミュエル・L・ジャクソン、マシュー・マコノヒー
ケヴィン・スペイシーが出てましたねぇ~、秀作でした。

*『ザ・ファーム 法律事務所』(The Firm, 1991年)
この作品がグリシャムを有名にしたのでしょう!トム・クルーズがかっこよかったなぁ★

*『ペリカン文書』 (The Pelican Brief, 1992年) 
法学生役のジュリア・ロバーツかわいかったなぁ★

*『依頼人』 (The Client, 1993年)
スーザン・サランドンは好きな俳優だけど、ストーリーを全然覚えていない。(^_^;)

この記事は、なんと『ザ・ファーム 法律事務所』の主人公ミッチ・マクディーア(トム・クルーズが演じていた役)が、またメインキャラクターとして登場するグリシャムの新作本 "The Exchange: After The Firm (The Firm Series)" の紹介を兼ねた、まだまだ活躍中のグリシャムについての記事でした。(^-^)v

写真の顔を久しぶりに見て、「なつかしぃ~!」「やっぱり男前やなぁ~」と思いました(^o^)
https://api.time.com/wp-content/uploads/2023/09/john-grisham.jpg?w=2400&quality=85

What hasn't changed is Grisham's steady commitment to giving readers what they want. At 68, he may no longer be publishing's fresh young hotshot; his books sell a fraction of the copies that they used to. Yet every fall, like clockwork, Grisham publishes a new legal thriller, and every fall it shoots to the top of the bestseller list.

現在68歳のグリシャムは、新作を発表すれば大ヒットして映画化という勢いのあった若いやり手作家(young hotshot)では、もうなくなったかもしれませんが、それでも、毎秋、必ず新作のリーガルスリラー小説を出版し、毎秋、ベストセラーリストに入り続けています。 (+_+)

Since breaking out with The Firm in 1991, Grisham has released 48 consecutive New York Times No. 1 bestsellers, a feat no other writer has matched.

『ザ・ファーム 法律事務所』以来、48作品連続でニューヨークタイムズのNo1ベストセラー!他の作家でこの偉業に匹敵する人はまだいません!
(・o・;)

His new thriller, The Exchange, is a sequel to The Firm, the legal thriller set in Memphis that established him as a force in publishing and Hollywood alike.

ザ・ファームは、多分10年ほど前にペーパーバックで読んだことがありました。

ストーリーの中で主人公が悪事を暴くために、証拠の書類をせっせとコピーするシーンがあって、時代が変わったんだなぁと(インターネットやメール、データでのやりとりというのがまだ主流じゃない時代だったんだなぁと)感じて興味深かった。(でも原作はやっぱり映画以上に面白かった。)

ザ・ファームの続編的な、今の時代の新作!となれば、こりゃぁ是非とも読んでみたいものです。新作だから値段が高めなのでとりあえず、Kindleでサンプルダウンロードして最初のチャプターを楽しもう!

■コツコツ型の弁護士&議員出身の小説家

Grisham's high forehead is wrinkled now, his once-dark hair gone white, but he still has that sardonic gaze, the lawyerly stare, that graced his book jackets at the beginning of his rise.

額にシワができ、白髪混じりになっても、弁護士のようなシニカルな鋭い目つきのグリシャム。(#^.^#)

He is a man of strong habits and intense loyalties. He's had the same agent and publisher for decades, and he still comes back to the same handful of Southern independent bookstores that supported him when he was a struggling lawyer and politician with no novels to his name.

何十年も同じエージェントと出版社を利用し、駆け出しの頃に支援してくれた地元南部の書店で、本のサイン会を毎年行っている。(律儀な努力家という印象デス(^o^))

Grisham was born on a cotton farm, his father a sharecropper. He remembers picking cotton as a young child, his fingers bleeding. He put himself through college and law school and scraped by for a time in private practice in northwest Mississippi, hustling for clients.

綿花農業(コットンファーム)で小作農家(sharecropper)だった父、子どもの頃に綿花を摘む手伝いも経験。
大学もロースクールも勤労学生として自力で卒業。個人経営の小さな弁護士事務所を開業して依頼人集めに奔走。 『評決のとき』でマシュー・マコノヒーが演じた弁護士は、ほぼ自伝的な描写だったとか!

A couple of years out of law school, Grisham got himself elected as a Democrat to the Mississippi House of Representatives. In his spare time - starting at 5:30 each morning - he drafted a novel in longhand, inspired by a court scene he'd witnessed, about a Black man who takes the law into his own hands after his daughter is brutally raped by racist rednecks, and the lawyer who defends him.

ミシシッピ州議会民主党議員としても活動。議員をしながら、その合間に、
毎朝5:30から手書きで!(in longhand)小説を書き始めます。ネタは弁護士時代に経験した事件!これが後に「評決のとき」となったわけですね!!(^^)!

■ 新作 The Exchangeは期待はずれ? (-_-)ウーム

This version of Mitch seems less like the character from The Firm and more like a generic action hero - a Tom Cruise character. And the ending feels less like a resolution than a cliffhanger, a cheap setup for the next sequel.
Publisher's Weekly called The Exchange "disappointing" and "a letdown."

記事の最後、新作のレビュー部分では、ザ・ファームの主人公ミッチは、いかにもトム・クルーズが演じるような「よくある」アクションヒーローっぽくなってて、エンディングも解決してすっきり!
ではなく、続編に続けるための、安っぽい「お膳立てset-up」で終わってしまっている.....。

アメリカの情報誌パブリッシャーズ・ウィークリーは「期待外れ」で「残念」というような辛口レビュー(^_^;)

でも、やっぱり読んでみたいです。グリシャム作品だし。(^_^)

と、その前に、Disney+では今も観ることができることがわかった「評決のとき」と「依頼人」まず観なおしてみようと思います。♪♪

今回は、このへんで。 (^-^)

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