見出し画像

(日記)近所でお花見は安上がり。 薄いピンク色の日。

2023年3月28日(火曜日)晴れ。
主人が一言。
「そろそろあそこも桜、見頃かな」。
奈良の藤原宮跡かと思ったが、「あそこ」は、近所の桜並木のことだった。
その「あそこ」なら今から行こう、ということになった。
ちょうど満開で、空は青く、風もなく、人も少なく、真っ直ぐに伸びた桜並木は、ぼんやり歩くにはピッタリだった。
ソメイヨシノは、昼間は、白に近いピンク色。
桜の他に、デコレーションケーキの飾りのようなクリアピンクの八重椿も咲いていた。
お昼時だったので、ちらほらとお弁当を食べている人がいる。
そうなると、近くのコンビニに行ってお弁当と炭酸水、シュークリームとコーヒーを買って食べる、という主人の狙い通りのパターン。
外で食べるのは、美味しい。
2人分で2000円ほど。交通費ゼロ。

桜は、毎年感動を与えてくれ、感謝の気持ちでいっぱいになるけれど、今年は、すでに被害の程が窺える、ツヤアカクビカミキリムシのことが気になって、激励と不安と祈りの感情も混ざっていた。



桜さん、毎年ありがとう。頑張って!

日に焼けた気分で帰ったら、部屋の中は、冷房かと思えるほど冷んやりしていた。
喉が渇いたので、先日作った、サラサラのレモンジャムを炭酸水で割って飲んだ。

出かける前に、お米を浸水しておいたので、とりあえず炊いた。
夕方、「お茶漬け食べる?」と階下から主人の声。
誘いに弱くて、ご相伴に預かった。

妹の小庭をほったらかしにしているので、様子を見に行った。
途中、この辺りには珍しい、ライラックの花が咲いていた。

小さめの手なら両手を合わせたくらい大きなクールピンクのチューリップが咲いていた。
さすがは特大球。
「花は球根の大きさに比例する」と教えてくれた露店のお兄ちゃんの言う通りだ。
居間に灯りがついていたので、妹かと思ったら、その息子(甥)だった。
1年ぶりくらいに会った気がする。
髭を伸ばしているのは、今度友達のミュージックビデオに原始人の役で登場するから、らしい。
妹を部屋に呼びに行ったら、寝ていた。
妹の主人は、まだ仕事から戻っていない。
甥っ子は、これから1人自転車でスーパー銭湯に行く、というシチュエーションの午後6時半。

小さな鳥居を見つけました
ソメイヨシノは、かなり白い



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?