罪悪感を持つなんて無意味。
ずっと親にとっての良い子でいたかった。
『良い子』『できる子』って思われたかった。
スポーツが得意でなかったから、勉強を一生懸命頑張った。
わたしだけを見て欲しかったから。わたしだけを愛してくれて、見てくれる存在でいて欲しかったから。
だからどんどんドツボにハマっていった。
自分で創り上げた『理想』の『良い子』を演じはじめて、自分に自分の制限をかけはじめた。
恋愛ははしたないからダメ!
今時の言葉を使ったらダメ!
などなど挙げればキリがないです。
大人になって気がついた。わたしの母親は世間一般で言う『毒親』だった。
親が100%正しい、世間のことはなんでも知っているなんて『幻想』です!
だって、私自身と同じ経験をしているわけじゃない、親だって違う、生まれた世代も違うんだよ。
今だったらよくわかるんだけど、あの頃の自分はわからなかった。
親の言うことは『うん、そうだね』って言っておいて、大切なあなたの心の中に入れなくて全然良い!
子どもの頃に親の目を意識して生きていると、大人になって今度は世間の目を気にしちゃうんだよね。
あれしたらダメかも。
これができないわたしダメ人間。
変なことやっちゃったな、わたしって変な人。
罪悪感を持って生きていると、体がズーンと重くなります。
だんだん息が詰まってきます。
なにもやりたくなくなっちゃう。
でもこの世には良いも悪いもない
という真理に気づいてから、なにも恐れる必要がないし、何かに罪悪感を持つ必要がないと気が付いたら。
例えば、わたしはホステスの仕事は悪だと思っていた。夜は出歩いちゃダメ!人間は朝起きて夜は寝るものだし、お酒だって飲んじゃダメ!体に悪いから!
今考えると脅迫概念みたいなこのダメ!ダメ!ダメ!の嵐で生きていました。
結局、ホステスをやらざる得ない経済状況になりホステスをやってみたら、天職なのかなと思うくらい楽しかったし、今となれば良い経験だった。笑
あれは悪、これは正義って自分のちっちゃな物差しで測ってるんですね。
でも罪悪感を外すと、人生変わる。
わたしの人生は本当に大きく変わった。
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