見出し画像

障害者権利条約への取り組みと『×くん』


 障害者が活躍している取り組みとして、農福連携があります。
 これは障害を抱える人が農業の分野で活躍をするというものです。
 2024年6月6日(木)の農業新聞では、政府が2030年を目標にビジョンを発表されました。
 その中の一つに11月29日を「ノウフクの日」に設定するという目標があります。
 他にも様々なことがあるのですが、この「ノウフクの日」は達成できる、いい目標だと思います。
 障害者権利条約の批准国である、日本で行われている取り組みでした。

 『×くん』は坂野春香さんが文章と絵を描かれた、絵本です。
 『×くん』には×、〇、△、はなまる、にんげんが登場します。
 みんなそれぞれの役割を持っています。
 ×くんの主な仕事(やること)は、×をつけることです。
 ×くんは働けば働くほどまわりのみんなに嫌がられます。
 そんなみんなの声から自己否定をして、やけになって思いっきり×をつけます。
 そうしたら女の子が「×は成功の源」とこれまでとは違った見方を伝えます。
 その結果、×くんはいてもいいと思え、一生懸命に働くようになりました。

 ×くんの仕事は×をつけることです。
 いても×、仕事をしても×、なにをしても×になります。
 ×は主に否定の意味で使われます。
 はたして、それ一つだけなのでしょうか。
 ×くんではない、他の人が違う考え方を示しました。
 そうしたら、今まで一つしかないと思っていた意味が変わりました。
  
 三恵社 ホームページより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?