ルメール騎手の復活と武豊騎手の伝説
先週の記事で夏場のルメール騎手の不振について触れましたが、先週は土曜日に7勝、日曜日に2勝し、1週間で9勝という結果となりました。
8月は開催4日間でわずか4勝でしたが、先週の土曜日は1日7勝の大変身を遂げ、酷暑の新潟で暑さを克服しました。
先週のルメール騎手の活躍の理由の1つとして、「パリ五輪が終わったから」という憶測もあり、日本から時差が7時間あるパリでは、オリンピック競技の多くが日本時間の深夜帯に行われており、ルメール騎手にとって母国開催となるパリ五輪の視聴で睡眠不足に陥っていた可能性もありました。
ルメール騎手の土曜日は騎乗馬全て1番人気で、日曜日も7鞍中6鞍が1番人気(もうひと鞍は2番人気)という万全の態勢で臨んだ中で9勝となりましたが、2005年9月24、25日の阪神競馬場で12勝の記録を持つ武豊騎手は土曜に9鞍騎乗して7勝、日曜は8鞍5勝となっており、このうち1番人気ではない馬での勝利が4つもあっただけに、改めの武豊騎手の凄さを感じました。
因みに、2005年9月24、25日の阪神競馬場での伝説となる12勝目が神戸新聞杯のディープインパクトでした。