見出し画像

【オリキャラ】Halloween


蛇尾川 八岐(さびかわ やまた)

水明学院高等部2年。16歳。162㎝。余計な一言が多く、ご近所からも職場の人間からも嫌われた夫婦がいた。余計な一言が多いという自覚が無い夫婦は、自分達が何故嫌われるのか解らず、世界に絶望し…夫は職場で、妻は自分達の子(当時4歳)を連れご近所の集会で、周りを巻き込んで自殺した。公には毒物を使用したことになっているが、実はネットで悪い術師から購入した呪具を使用してのもので、警察秘匿部と共にこの事件に対処した異能者一族蛇尾川家当主・蛇尾川 巳太連(さびかわ みだれ)は、生き残ったこの夫婦の子が「人殺しの息子」と世間から必要の無い責めを受ける可能性を案じ、その子を蛇尾川家の異能・守護霊〈大蛇〉で護るため引き取った。それが八岐である。八岐という名前は、「自分を引き取ってくれた蛇尾川家に相応しい人間になりたい」と思った八岐自身が希望して変えた名前。元々の名前は巳太連曰く「俺が言うのもなんやけど、親のエゴを押し付けたようなけったいな名前やったわ。八岐もアレやけど、本人の希望やし、前の名前より全然マシやろ。それに…今あの子はもう蛇尾川家の人間やしなぁ」。巳太連が案じた通り、小学1年の時、週刊誌の記事により、親の事件が周囲に知られ、同級生数人にいじめられるも、蛇尾川家の守護霊〈大蛇〉が発現、「親は親、子は子でしょ」といじめた同級生達のほうが白眼視されることとなった。以降、親のことで悪意を持って何か言ってきたりしてきたりした者は、この同級生達と同じようになった。これは、「親は親、子は子」という考えを〈大蛇〉が言わせているのではなく、元々そういう考えを持った者に言う勇気を〈大蛇〉が与えたに過ぎない。心優しい八岐はいじめに発展するのではと心配したが、「怒られるべきヤツが怒られるだけだから」と〈大蛇〉談。こうして八岐は蛇尾川家の守護霊〈大蛇〉に認められたのだった。〈大蛇〉発現に伴い瞳が変化。周囲(一般人)には親の事件でいじめられたストレスということにしている(巳太連が)。〈大蛇〉発現後、巳太連の指導で〈大蛇〉の力を使いこなせるようになり、中学生になると巳太連と共に警察秘匿部に協力するようになった。最近は巳太連が大丈夫だと判断した事案については八岐1人で対処している。(最初、巳太連は八岐が警察秘匿部に協力することを反対していたが、協力したいと言う八岐本人の意思を尊重した)「人殺しの息子」という背負わなくていいものを背負ってしまっているため、自分に対してのみネガティブだが、巳太連達蛇尾川家の人間の愛情と、中等部にいる彼女のおかげで、自分を想えるようになりつつある。「巳太連さん達やイヲリが俺のこと想ってくれてるから……自分のこと…大事にしようと…思う」

〈大蛇〉
蛇尾川家特有の異能。攻守ともに優れた異能であり、最大8匹まで出せる。主によって〈大蛇〉の性格は異なる。八岐の〈大蛇〉は明るく面倒見がいい。普段(非戦闘時)の大きさは主によって異なるが、大きさは自由自在に変えることができ、主の霊力が高いほど大きくなれる。呪具・呪物に巻きつくことで浄化可能。霊感がかなり高くないと〈大蛇〉の姿は視えない。