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多摩川の生き物とヒト 水系 その72 小作浚渫工事の下見    22/12/19

小作堰下流の中洲に小作堰上流を浚渫する時に出る残土を一時
的に置きたいとの要請が来たので、下見に出かけた。小作堰を回り込む崖沿いの道を進む。途中で崖から降りる階段をつたい、用水へ。この用水は堰下から分かれ、羽村の根がらみ(漢字があったが、今ではひらがな)前田んぼへ流れ込む。この用水を裸足で渡ろうとした。しかし、深いし、流れが速いので断念した。

小作堰から上流を望む。ここを浚渫する。
堰下から分かれる用水。阿蘇神社下を通り、根まがり水田へと流れる。
用水の一部はまた、川へ戻る。この狭い道を行く。
下に潜った水が湧いている。
用水は崖沿いを進む。

一旦下り、阿蘇神社境内を横切り、用水を渡り、用水沿いに平均台のような細い道を戻る形で進む。阿蘇神社を対岸に見つつ、浚渫残土置き場へ進む。中洲に着き、オオイヌタデやエノコログサが茂る群落をカワラノギクやニガナはないかと探す。以前、この中洲の上流には誰かが播種したカワラノギクが広い群落を造っていた。このこともあり、丁寧にノギクを探したが、見つからなかった。また、ニガナも見つからなかった。
その結果、この中洲を浚渫した用土の残土置き場にしても、問題ないと回答した。

オオイヌタデが生い茂る中洲。
エノコログサも茂る。
穂が美しいエノコログサ。
枯れ姿も面白いオオイヌタデ。
クズがネムノキに絡む。
イヌドクサもあった。
用水沿いにたたずむダイサギ。
ホソアオゲイトウ。大きくなる。
名は細いが、分岐し、大きくなる。ホソアオゲイトウ。
コマツナギ。
馬をつなぎ終えたコマツナギ。
帰り、阿蘇神社付近で。葉柄が美しい。ユズリハ。
冬に咲くヤツデ。
冬も緑で、花も咲くヤツデ。

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