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多摩川の生き物とヒト 水系 その76  中央本線橋梁工事の打ち合わせ23/1/11

立川市にある中央本線多摩川橋梁について、準絶滅危惧種タコノアシが生えていたことから現地視察をしたいとの依頼が来た。生息している場所などを確認したいとの事。
そこで、JR側と工事施工会社、監督庁で多摩川の現場で下見を行った。JRとしては米坂線小白川の橋梁が流されるなど、大雨によって橋が流されることが多くなってきている。多摩川でも大雨に対して予防的に補強を行うそうである。
下見では、測量用のポールを打ち込み、保護する範囲を確認した。河川敷から川へ降りる道に少し、余裕があった。そこで、保護する範囲を広げられないかとお願いしたら、範囲を広げていただいた。
それでも、タコノアシ全部が保護された範囲内に入ったわけではなかった。現場を戻し、湿地が回復し、春になりタコノアシが増えていくことを願う。

1937年に作られた橋脚。コンクリートに変わっている。
1889年に甲武鉄道開通時に造られた。煉瓦は地元の日野のレンガ
帰り、北多摩1号水再生センターの排水路で。カルガモやコガモがたたずむ。
コイもいた。良く、捕まえた。

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