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多摩川の生き物とヒト その191 水系 青梅万年橋へ       ‘23/12/16

羽村から下流へ行くことが多いので、たまには青梅などの上流も見たくて、青梅万年橋へ。
万年橋から上流を望むと、上流の崖沿いにはダンコウバイなどが黄色く色づいていた。後でわかったが、川はなぜか、濁っていた。

万年橋から上流を望む。川が白濁している。
水辺ではツルヨシなどが、崖沿いではダンコウバイなどが紅葉している。
万年橋から下流を望む。建物はかんぽの宿から変わった亀の井ホテル青梅。

橋の先の吉野街道で折り返し、橋のたもとから町中へ。病院の脇から川へ。市民プールが無くなり、砂利が敷き詰められ、平らに整地されていた。
柳渕橋を渡るが、バーベキュー禁止のロープが河原に引かれていた。釜の淵公園では多くの樹々が葉を落としていたが、ヤマブキメタセコイアは黄色や赤褐色に色づき、今が本番。ウバユリカシワバハグマが種を着けていた。

釜の淵市民プールの跡。何に使うのだろう。
フェンス沿いからプール跡を見る。橋は柳渕橋。
柳渕橋直下の川原では無粋な、バーベキュー禁止のロープが張ってあった。
釜の淵公園で。マユミ。木肌がゴツゴツとしている。
ヤマブキ。紅葉も美しい。
ウバユリの実。
カシワバハグマ。カシワの葉に、ハグマはヤクの尻尾に似ている事から。


マメヅタ。これでもシダの仲間。
岩などにへばりついている。

崖上に上がり、狭い路地裏を進み、吉野街道に出て、また、マンション下へ降りていく。マンションのそばを流れる小さな川は水量が少なく、これなら、飛び石伝いに渡れる。昔、この川を渡り、畑などを通る道に出たが、この道の入り口を忘れてしまった。どうなっているのだろうか。また、訪れてみたい。
調布橋を渡り、三角の明り取りの屋根がある織物工場跡を見つつ、下奥多摩橋へ。ジャケツイバラがある駐車場には多くの車がいた。上から川を見た後、戻り、市中へ。途中で、危険と書かれた河辺の段丘崖を降りる。多摩川が残した砂利が見えている。河辺の崖沿いに建つマンション群を見上げるグラウンドに出て、スイッチバック状に圏央道橋脚の真下を通る道を上がり、羽村へ。

調布橋近くの川。深く切れ込んでいる。
フジの実。すべすべである。
キササゲの実。ササゲに似ている事から。
川は水が少なかった。

小作浄水場へ向かうが、横軽ほどではないが、本当に険しい坂道を上がる。途中では奥多摩街道をくぐる道もある。このへんもいつか、行ってみたい。

段丘崖で。昔、多摩川が削り、置いていった砂利がある。
礫の間に根が入る。
下奥多摩橋から下流を見る。水面に雲が映る。

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