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多摩川の生き物とヒト その42 水系 多摩川自然観察会風 日野石田 鳴く虫を聞く会 22/8/27

珍しく晴れた。参加者5名。夕刻、万願寺駅から歩く。途中の原っぱが公園に変わり、草原にいたムシや騒々しさはなくなった。          土手に上がり、下流へと進む。ツリガネニンジンが見ごろ。不明なマメ科があり、ツルフジバカマではないかと見当をつける。歩いていく途中で今年もキハダカノコを見つける。小さいエビヅルもあった。

キハダカノコ 交尾中をお邪魔した
葉が小さいエビヅル 葉の裏が白い
夕刻が迫る
ガマなどが生える池 水もきれいになった

土手の終点から草原へ降りる。ヒトも通っていないので久しぶりにヤブこぎ。一旦、河原へ出て進む。夕刻が迫る中、途中から草原の中へ入り、中を進もうとするが、クズやオオブタクサなどが生い茂り、断念。また、河原へ戻り、進み、やっと広場へ出た。ここで、乳房雲(?)や遠くで雷鳴が響く中、夕食。

サシバか
カワラヨモギ 葉が細かく、独特
夕暮れの広場
乳房雲か

日が暮れ、アブラコウモリが飛ぶころになると、リーリーとアオマツムシが、リーン、リーンと小さな声でスズムシが、チンチロ、チーンチロと速いテンポでマツムシが、遠くからルーーとカンタンが聞こえてきた。帰り際、エノキの大木のそばでスィーとウマオイが、コロコロリーとエンマコオロギも聞こえて来た。この木にはゴキブリもたくさんいた。ゴキブリ本来の姿である。やっと土手へ上がる。最後に、キーーンとネコ退治みたいな高音のクマスズムシを聞いたつもりで帰った。

鉄塔の明かりがともる 何かがいる 何かが聞こえる

植物 ツリガネニンジン(f)、メマツヨイグサ(f)、ヤブラン(f)、
昆虫 モリゴキブリ カンタン  アオマツムシ マツムシ スズムシ 
   キハダカノコ


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