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多摩川の生き物とヒト その124 水系 カワラノギク カウント 23/6/8

小作で暑い中、カワラノギクのカウントを行った。亡くなったO・Sさんの遺志を継ぐもの。
カウントする所まで、イタドリ、クズ、ツルヨシなどが茂り、我々の行く手を阻む。

見える橋は圏央道。いわゆる雑草がおい茂っている。
カワラノギク播種地。除草をしていないので、草ボウボウである。

少し開けた所が元野生のカワラノギクの生息地であり、播種した所だった。マークした個所を探すが、3年という時間がたっているので、わからないのも多い。今年咲く個体は少ないが、芽が出た実生は多かった。今年、これからセンダンクサなどと競争し、大きくなるのを期待したい。
カワラニガナの生息地も見たかったが、暑いので、這う這うの体で逃げ出し、今度と言う事にした。

下流から上流へと見た播種地。
播種した所はナンバーリングを行った。赤点は血ではなく、別の方が印を付けたもの。
ロゼットから大きくなったカワラノギク。
昨年のは枯れ、また、新しいのが生えてきている。
昨年、飛んだ種子から今年、発芽した実生。
完全にピントが後ろになっている。ムシトリナデシコなどと競争している。
競争相手にはヨモギなどがある。

カウントの結果は 株が37株、実生441個体。昨年(2022年)10月の調査ではロゼットが50株だった。74%と、ほとんど、残った結果となる。

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