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多摩川の生き物とヒト その111 水系多摩森林科学園へ     23/5/17

八王子市高尾駅から近い元浅川林業試験所こと多摩森林科学園へ高校の時の友人H氏と。
暑い一日だった。園手前の坂で早くもオカタツナミソウやホタルノブクロが咲き、何かを期待させる。H氏はキンランなどを見たかったそうだ。
入り口では観察をすると思われる団体がいたが、入園者が少なく、桜の季節も終わり、静かな園内。
右手の坂道を上がると、オカタツナミソウや実の着けたホウチャクソウなどを見た。係りの方は「サクラは終わっているので、見どころはない。」と言っていたが、見るものがないわけではない。メタセコイアの林を抜けサクラの園へ。静かで、エゴノキやマルバウツギなどが美しかった。サクラが植わっている山の頂上へ行ったが、周囲のクスノキの新緑も美しかった。
ただ、残念なのは樹林地へ行かなかっことである。テッケンユサンなどの日本以外に生息する樹木があり、面白かったと思う。

クスノキの新緑がきれい。


ムクロジ科ホソエカエデと思われる。
オカタツナミソウ。サクラはないが、いろいろな野草がある。
美しいタツナミソウ。波立って見えるか。
ミスジチョウか。キジョウランで、次はアサギマダラも訪れずれるのか。
waiwaiさんの指摘によりチョウではなく、キンモンガ。文字通り、黄色の個体もある。


暑さもあり、早々に退園し、高尾駅前で乾杯し、昼食を取った。
次は第一から第三樹林地をめぐりたい。

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