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多摩川の生き物とヒト その222 ヒト  遠藤記念自然環境保全基金の     打ち合わせ         24/5/9

遠藤記念三多摩自然環境保全基金は1981年に東京都の教員だった故遠藤さんが退職金を原資として三多摩の自然を守るために生かして欲しいと言う事で設立された基金。先達の鬼籍に入られた横山理子(よこやまさとこ)さんや曽根伸典(そねのぶつね)さんなどの自然保護や植物研究のそうそうたるメンバーが委員を務めていた。元、委員長の畔上能力(あぜがみちから)さんも今年になり、鬼籍に入られた。自然保護活動を目的とした公益信託は日本で初めてのものだった。

多摩川のそばから本来、新宿へ向かう玉川上水。
段丘崖を越えて流れる。段丘から水が湧いている。
奥多摩街道の下をトンネルの歩道が通り、右から街道から坂が来ている。羽村市堂橋にて。
上水沿いには多くの樹々がある。ムクロジが咲き、ハナアブなどが来ている。
段丘崖をかすめ、とうとうと水が流れる。

各団体の記念誌の発行や里山保全のための刈込ばさみの購入などに役立てられてきた。
今回は5団体が提出してきた申請書の審査。今年度(2024年度)で20万円が決定。
生物を調査する時などには役立てられそう。
毎年、2月頃行われる生物多様性センターの会合に書類を置くこと。ホームページからダウンロードできるようにすることを加えて、閉会した。

第三水門。村山貯水池へと流れる。
今はカモ達もいず、静かな上水。

写真は会合が行われた所が玉川上水に近いため。

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