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多摩川の生き物とヒト 水系 その66 秋川合流点 昭和用水工事下見22/11/15

秋川と多摩川の合流点付近に昭和用水堰がある。この堰の魚道の改良工事について都の方と打ち合わせ。魚道を改良する理由はアユが遡上できなくなっているため。どうして、アユかと言えば、議員の方がアユに関心があるらしい。

工事個所近くより滝山城址、加住丘陵を望む。
真ん中の中洲が削る予定。

工事は中洲の表面を削り、削り採った石などを魚道に使うらしい。そこで、中洲を丁寧に見たが、カワラノギクやカワラニガナなどの貴重種は確認できなかった。中洲の表面を削っても問題なしとした。結果として、自然が残っている所なので、表面だけを削り、周囲を残す方で決着。事実、私たちが視察している時もカワセミやタカ類が出てきた。

すでに、堰への工事用道路ができていた。
この堰の魚道を改良するとのこと。
土や石を運ぶユンボなどの重機が来ていた。
堤防の上は鉄板を敷き、その下にゴム版を敷いてある。
工事のお知らせ

これから、工事が始まってからも見守っていきたい。工事後も中洲や堤防、河川敷などに影響がないか、確かめたい。
例によってセンダングサにより、またまたハリネズミ状態になった。
中洲を見ようとサンダルで入ったが、さすがに11月の川は冷たかった。

帰り、福生の公園で。センダンの並木となっていた。

尚、写真は表紙用が11月15日、堰の様子は23年2月12日、撮影。


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