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多摩川の生き物とヒト 水系 その67 奥多摩 日原 小川谷   22/11/17

秋の日原の様子を見たくて奥多摩の日原へ出かけた。暦の上では11月7日の立冬を過ぎ、冬になった。

日原鍾乳洞付近に車を止め、観察。イロハカエデは美しく、紅葉。
チドリノキ。カエデらしからぬカエデ。対生や実の形からカエデの仲間とわかる。最新のAPG分類ではムクロジ科となっている。
梵天岩。石灰岩を採りたい業者から見ると、のどから手が
出るほど。

秋の植物を見たかったが、多くの花々は枯れ、すでに冬模様になっていた。

アズマヤマアザミ。
アザミは種の分化が進み、同定も大変。
ヤクシソウ。ニガナに近い。
樹に着生。ノキシノブ。
草も食べている。何の動物か。
一石山神社付近にて。丹念に探せば、石灰石に隠れている化石も見つかると思う。
鍾乳洞付近を通る小川林道を遡る。素晴らしい渓谷になっている。
小川林道を歩く。この先は西谷山(とりだにやま)などへ出られる。学生の頃、自転車で山へ登った。
岩にへばりつくシダ。
11月はキリガの季節。waiwaiさんの指摘により、ウスタビガと訂正します。ウスタビガはクスサンなどと同じ、ヤママユガの仲間です。キリガは秋に発生するガ。冬夜蛾です。
ダイモンジソウ。花の跡が残っている。
タデ科。しかし、まだ、同定中。
何のロゼット?

チドリノキなどの黄色やイロハカエデなどの赤い紅葉がきれいだった。他の木々はすでに葉を落としていた。

ノコンギク。頑張ってアブ?が蜜を吸っていた。
遅くまで咲いているノコンギク。
ノコンギクの種子にカメムシがいる。冠毛の長さもわかる。
寒いと虫は冬を越せない。キリギリスの仲間?
小川林道は秋を過ぎていた。この辺の地域は石灰岩が多いため、石灰岩特有の植物が生えている。

野鳥 ミソサザイ
植物 イワタバコ(m) ダイモンジソウ(m) ヤクシソウ(f) アズマ  ヤマアザミ(f)  

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