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多摩川の生き物とヒト その75 水系 立川 中央本線橋脚工事の下見 23/1/5

以前、残っていた中央本線の橋脚工事について下見に行く。お正月料理の食べ過ぎで体重が2~3kg増えたので、ペダルが重くなった。追い風にも助けられ、快調に中央本線橋脚に着く。この工事は橋脚の補強工事を行うもの。もっとも、橋脚ができてから甲武鉄道時代から134年、たっている。

冬晴れの風の強い日。富士山も霞む。
冬の花。センニンソウの白い種子
ナワシロイチゴも紅葉していた。

堤防から工事用道路を造るので、堤防付近から川へと見ていくが、途中ではカワラサイコなどはなし。川縁に着く。岸辺付近には砂利が混じった河原があり、河原植物がありそうだと思ったが、ここにも、カワラニガナなどはなし。湿地があり、ガマやイなどが生えていた。タコノアシなどがありそうだと思い、振り返ったらタコノアシがあった。何個体かが分布していた。この付近は上流から水が流れていて、ウキクサやオオフサモが越冬していた。特定外来だと目くじらを立てられそうだが、オオフサモが美しい緑色をしていた。湿地をさらに調べたが、珍しい植物はなかった。

ガマやタコノアシなどが生える湿地。
オオフサモなどが水面を覆う。
オオフサモ。きれいな緑色をしている。
ウキクサ。種の同定まではしていない。
オランダガラシ。クレソンといったほうがわかりやすい。
ガマ。種子を人工的にまくと、脅威である。3階から蒔いた人がいた。


タコノアシ。逆さまにすると、このピンボケでもわかる。果実の部分が吸盤。ネーミングセンスがいい。
タコノアシの群生地。濃い茶色がタコノアシ。

タコノアシを保護を求める意見書を提出した。

橋脚下の水の流れ。緑色の所からタコノアシを通った流れと合わさる。。
一部は崖になっている。
ワルナスビ。実はきれいだが、体は痛い。

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