多摩川の生き物とヒト その196 水系 1月観察会の下見 丸子付近 ‘24/1/4
東横線が不通のため、大岡山経由で東急多摩川駅へ。
多摩川駅を降りて、多摩川浅間(せんげん)神社に向かう。ここは対岸の川崎側からゴジラが上陸した所でも知られている。かわいい白糸の滝などがある境内の坂道を上がると、拝殿に出る。拝殿の先が多摩川などを望める、見晴台となっている。富士山やタワーマンション街となった武蔵小杉などが見える。展望以外には興味がないので、女坂を下り、最初に戻る。あゆ焼きの店が見つからない。
多摩川台公園に出て、アジサイが多く植えられている斜面を上がると、調布浄水場跡に作った水生植物園やバタフライガーデンに出る。水生植物園ではカルガモが逃げず、足元にいた。園を抜けると、細長い公園に通じる道に出る。少し、降りていくと、古墳があり、確かに大きな前方後円墳だった。後ろの方は浄水場建設により、削り取られているが、ドローンなどで上空から見ないと全体像はわからないほど、大きい。
展望台に着く。多摩川八景に選ばれるだけあって優れた光景だ。多摩川が蛇行し、彼方に奥多摩の山々が見える。
いつまでも残しておきたいのは前方後円墳だけではなく、それとは気づかない古墳が多い。虹橋を渡り、宝来山古墳へ。ここも古墳はあるが、中央に歩道がある。せめて、端に通すべきではなかったのか。宝來山古墳から下り、多摩川に出る。道路は交通量が多いので、先にある横断歩道を渡る。宝來山古墳からだと多摩川を歩くのが短くなるのと下り道が階段なので歩きづらい。当日は虹橋を渡らず、多摩川を目指したい。
多摩川に出ると、オオバンやいろいろなカモ達がいた。多摩川散策の道と書いてある小道を遡る。元巨人軍グラウンドを見つつ、世田谷区に入り、ボールなどの事故が多いので、散策の道を進む。運動公園の外れに出ると、たくさんのブルーシートに覆われ、木々を集めて作ったホームレスの方と思う家がある。しかも、発電機で電気を起こしている。このホームレスの人たちは福祉の点で何とかしないと思う。
工事中の等々力大橋が見えてきた。目黒通りと川崎側を結び付けるもの。インフラもいいが、人口が減少し、手間がかかるインフラはどうかと思う。未来の設計が出来ていないのは不要だと思う。
下見を終え、崖下の丸子川沿いに歩き、二子玉川を目指す。
大カヤで有名な善養寺などを見つつ、進むが、たくさんの坂と出会う。二子玉川に近い、行善寺坂を上る。勝手に夕日の坂と名付けられた。途中で新玉川線、今の田園都市線を横断する人道橋を渡り、また、下る。この辺は私が中学生の時に通学路だった道。橋は変わっていなかったが、橋下の空き地が玉川高島屋別館のガーデンアイランドに変わっていた。また、国道246下のトンネルは壁面がきれいに書かれ、きれいになっていた。この別館ではいつか来てみたかった「うさぎのしっぽ」と言うウサギ専門店を見た。
ホーチミンルートをたどり、何時も賑やかになっている二子玉川から戻った。