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多摩川の生き物とヒト その198 水系 府中四谷大橋 工事の        現状を見る         ‘24/1/26

寒くて、なかなか出る機会がない中、府中市府中四谷橋までエイやと出かける。また、工事の現状も知りたくて、出かけてみる。本当は武蔵野線右岸まで行きたかったが、出かけるのが遅く、またとした。
所用を済ませ、軽快に下り、多摩川橋へ。下流の小作取水堰しゅんせつ工事はすでに終わっていて、重機の姿も無く、所々に砂の小山がある程度だった。
崖沿いを回り込み、小作取水堰を越え、崖沿いの小道へ。羽用水に橋代わりに管を入れ、中洲へ渡れるようにしていた。この中洲から浚渫した土砂を一時、保管したのを運び出している最中だった。以外にも、中洲を広く使っていなくて、安心した。

多摩川橋から見た小作取水堰。この堰に溜まった土砂を浚渫していた。
小作取水堰から夕の中洲。ハレーションを起こしたのは愛嬌。
羽用水沿いの中洲の様子。浚渫した土砂を一時、保管している。
崖沿いから、滝のように、水が流れ込む。中洲で、しゅんせつした土砂を積み込んでいる。

阿蘇神社を抜け、参道も下っていく。堤防に出ると、さほど、こいでいないのに進む。玉川上水へ降りて、渡り、羽村堰下橋へ。上流の広場には燃やしたどんど焼きの灰が残っていた。
羽村堰の工事では堰の上を掘り、型枠を作り、何やら補強工事をしている最中だった。途中までの川原などはきれいに均され、整地されている。かろうじて、ワンドになっている水辺にアシなどが残っている。ただ、工事予定地から外れただけかもしれないが。
羽村大橋では車からゴンドラみたいなのを吊り下げて、橋の点検をしていた。
多摩橋付近の左岸の護岸工事では目隠しになっているフェンスのすき間から白い護岸が出来つつあるのが確認できた。睦橋でも、板で橋を囲って何かを点検中。

羽村堰の工事の様子。木枠を作り、堰下に埋め込む。
傷んだ堰下の床にコンクリートブロックを置いている。
多摩川上流水再生センターの排水路。暖かいのとエサをあげている人がいるので、カモ達が寄ってきている。
左岸から見た立川付近。川は蛇行し、自然のまま、流れていく。
中央線の橋梁補強工事。まだ、始まり。
川に向かって、進入路を作っている。
立川市の多摩川緑地から。風が強い分、富士山もよく見える。

秋川の合流点付近では堤防から直接降りる歩道は閉鎖された。土手が崩れるのだろう。ペダルが軽く、速度を落としてゆっくりと進みたいのに、なぜか、スピードが出る。川の様子を見ると、ススキなどがなびいて、追い風になっている。行きは良い、良い、帰りは恐いと思う。多摩川上流排水路付近では暖かい水につられたのか、カモ達が越冬中。
中央本線では橋脚にビニールシートを巻き付け、これも工事中。タコノアシ前の草原にプレハブの休憩所が2棟。生えている湿地に影響が出なければと思う。
残堀川を回り込み、モノレールが上を通っている立日橋の下をくぐる。錦町排水路付近ではおそらく、ホームレスの方と思われる人のゴミが堤防や河川敷に置いてある。前に日野橋下にいた方だと思う。アルミ缶だけを売るつもりだろう。アルミ缶だけが分別されて置いてある。川の景観や川に入れないので、行政に訴えるつもりである。辺野古や成田みたいに得意の代執行を行えば、早いのにと良からぬ事を考えてしまう。

河川敷に置かれたゴミ類。
堤防にも置いてある。

根川にかかる根川貝殻坂橋を越え、貝殻坂付近でも、元々あった大きな樹々が切られ、更地になった。府中用水を抜け、住宅の裏を通り、国立市境へ。以前、田んぼだったところがマンションみたいのが建っていた。移り変わりが激しい。
中央高速道路や石田大橋を通過。府中四谷橋の手前で引き返す。途端、風をもろに受ける。風を除け、堤防の中腹で排水路付近にいるカモ達を見る。風が強く、川面の波が立っている。カモ達が風で流されている。黒いカモがいるが、逆光で良く、見えず。おそらく、オオバンと思うが、種別は不明。

北多摩2号水再生センター排水口付近で。水面が広い。
川面が波立ち、カモ達が流されている。
対岸は鳴く虫などでよく行く、日野石田付近。府中四谷付近で。
土手ではテリハノイバラが越冬中。

風に強くあおられて、ハンドルを取られそうになる。自転車を苦しめるにはピストルは入らない。向かい風と上り坂があれば、いい。
帰りは例により、羽村の寺坂の馬の水飲み場跡にヒカリモを見たが、水がほとんど、無かった。この状態で春を迎え、復活を期待したい。

ゴミもあり、水が少なくなった馬の水飲み場跡。

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