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多摩川の生き物とヒト 水系 その64 羽村 カワラノギク探し 22/11/7

羽村の左岸では良かれと思ってカワラノギクを播種したグループがあった。播種したノギクがグラウンドから河原へと広がっている。その影響が反対の右岸にも及んでいないかと考えた。
羽村堰下橋を渡り、羽村市郷土博物館前から堤防を降り、川沿いを歩く。
新しくできた魚道付近には偶然にも石ころだらけの河原ができた。左岸から種子が飛んできたり、流れてくる期待があった。
その河原を丁寧に歩くと、期待通りカワラノギクのロゼットがあった。さらに、カワラニガナもあった。来年(2023年)、ここにはノギクやニガナがもっと広がると思う。

魚道付近に広がる河原。対岸は羽村取水堰。
いかにもニガナやノギクが生えそうな河原。
カワラニガナ。予想通りだった。
季節外れだが、遅くまで花が咲く。

魚道があり、渡れないので戻り、中洲を横断する。中洲の先にもカワラノギクがセンダングサなどに混じり、咲いていた。ここも、昔、地元の方が播種した所の近くであった。まだ、生き残っていた。しかも下流へと少しずつ広がっていた。丘陵から出た水が集まり、川と化している。堰下橋真下付近でその流れを越えていく。またしてもロードバイクがウォーターロードとなった。軽いので、担ぐのは楽だが。

ヒガンバナ。花が終わると、葉が出る。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の特徴。
多摩川と丘陵からの水に挟まれた中洲。
きれいに咲いたカワラノギク。播種した生き残りかと思う。
ロゼットもあった。
中洲ではクズやセンダングサなどと競争している。
下流へと広がっていくノギク。
羽村堰下橋から俯瞰した中洲。川辺に近い所ではノギクが咲いている。

橋の下やさらに下流へとノギクが広がるのかと思うと、来年が楽しみであ

る。

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