多摩川の生き物とヒト その153 水系 拝島橋左岸下流で ”23/9/20
聖蹟桜ヶ丘などへ行くとき、通るごとに樹々が生い茂り、気になっていた拝島橋左岸下流。いつもの道ではなく、所用があり、秋川に出る道を進み、羽村大橋下に出る。堂坂を下り、堂橋を渡る。坂の途中ではムクロジが鈴なりに実を着けていた。
川に出る。サイクリングロードの両側にはメヒシバ、センダンクサなどが覆いかぶさっていて秋の気配。先の福生、睦橋間ではキンエノコロ、エノコログサが茂っていた。さらに昭島の水鳥公園ではメヒシバやオヒシバが広がり、その中にセイバンモロコシが固まりを作っている草原になっていた。拝島水道橋付近ではセンニンソウが土手の斜面を白く覆っていた。
拝島橋を過ぎ、ヘヤピンカーブ手前から川に出ようと、小道を進むが、川に勝手に住んでいる住人から「ここから川に出られない。」と言われた。トラブル防止のため、引き返した。ラジオ(?)の声が聞こえたり、立派な(?)家もあった。所々に、同じような形をした墓みたいのもあった。どういうつもりで置いてあるのだろうか。サイクリングロードに戻り、先にある川へ入る道に行ったが、同じように住んでいる人の家があった。拝島橋付近で川へ出るにはさらに下流へ行くか、拝島橋近くの水門付近から入っていくしかない。機会があれば、水門から入り、川の様子を見てみたい。
拝島橋上流の拝島自然公園付近の土手にはヒガンバナが咲いていた。シロバナマンジュシャゲもあった。誰かが植えた物だろう。東京などでは無く、分布がおかしくなる。
気持ちよく走り、例によって、羽村の馬の水飲み場跡でヒカリモを確認し、帰った。