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多摩川の生き物とヒト その101 水系 観察会の下見 八王子高月付近23/4/16 

4月の観察会の下見で、八王子市高月付近へ行く。多摩橋を渡り、
平井川右岸の細い道を進む。途中で、オドリコソウやヤブジラミの群落を発見。他の草に埋もれながらもたくましく咲いている。

平井川で。オドリコソウ。
花の形が踊り子みたいだから。
平井川で。ヤブジラミ。やぶの中で生えるからではない。実がシラミみたいだから。
花の形が複散形花序という傘型の花序を着ける。これがセリ科の特徴。

高月で降りるバス停を確認し、田んぼへと進む。レンゲはもう終わったようだ。コオニタビラコが多数、文字通り、田んぼに平らに広がっている。

八王子市高月付近。奥が有名な高月城。
高月では田んぼが広がる。スイバが畦際に咲いていた。waiwaiさんの指摘により、これはチガヤ。
次のぺージがスイバと出ていたため、間違えた。



コオニタビラコ。田に平に広がる事から。
春の七草。ホトケノザがこのコオニタビラコに当たる。キュウリグサもホトケノザと言う。

土手に上がり、下流へと進む。レンリソウはあったが、花はまだ。土手が終わり、竹やぶを抜けると広大な滝ガ原運動場へ。平日なので、人はいないが、休日となると多くの人が出るだろう。運動場を抜け、広々とした道路を進む。歩いたら、車が後ろから来るし、嫌な道だろうと思う。
拝島橋に出る。拝島大師に向かい、バス停の位置を確認した。

土手の斜面。スイバなど、多くの草が生えている。
レンリソウ。花はこれから。
ムラサキケマン。花の形が仏具の「華鬘」に似ている事から。


滝ガ原運動にて。ヘビイチゴ。花もきれい。
多摩川横断水道橋(拝島水道橋)から下流を見る。橋は拝島橋。
拝島橋から上流を見る。正面が先ほどの所。

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