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全世界に向けて共感を叫ぶ

おはようございます。
複面作家ワーママCです。

今日は、私の乳児期子育てで辛かったことの一つ「共感してくれる人がいない辛さ」をテーマに書いていきたいと思います。

10年前、私は鬱々としていました。
一人目の子どもを産んで、一気に自分が自由に使える時間がゼロになったからです。
元気のチャージに一人きりの時間が必要なタイプである私のメンタルはボロボロになりました。あと◯ヶ月で仕事復帰して保育園に入れられる。そしたら1人の時間がとれるに違いない。1分、いや1秒でいい。一人きりになりたい・・・。そう願って過ごした時の気持ちを今でも昨日のことのように覚えています。

なら一人きりの時間を作ればいいじゃんって?
ノンノンですよ。
「子どもを放って自分が楽しいことをするなんてダメな母親だ」という謎の罪悪感がもたらす強制力を舐めんじゃねぇよ、です。
子どもを夫に預けてカフェに行こうとしても「申し訳ない」という感情に押し潰されて、着ていく服を選ぶことすらできやしない。
そのせいで、お願いしたはいいものの精神的な負荷が高すぎてやっぱりやめる、ということになって、息抜きもできない自分やっぱ駄目じゃん、というネガティブループ。
そして、自分のわがまま(今思えば全然わがままじゃないけど)せいで夫を振り回してしまった申し訳なさから、リトライすることに二の足を踏んで一人きりの時間を作ることを諦めてしまいました。
今なら分かりますが、疲れが限界突破してたんですよね。
いいから寝てくれ。カフェ行ってうたた寝してくれ、当時の自分。

タイムスリップできるなら、あの時の自分にかけてあげたい言葉は、
「わかるよ。辛いんだよね。頭回んないんだよね。わかるよ。私はその気持わかるよ」
です。
誰にも言えない。
助けてなんて、絶対に言えない。
なにしろ言える相手がいないから。
そんな自分に寄り添ってあげたいなぁ、と思いながらたまに昔を振り返ります。
してほしかったのは、相談に乗ってもらうことじゃなくて、共感や寄り添いなんですよね。
夫はそんな感情がまったくピンとこないいわゆる「ザ・男性脳」なんで、「赤ちゃんの面倒見ながらご飯作るの大変なんだよね」に秒で「じゃあ、コンビニで買ってくるよ(オレの分だけ)」もしくは「じゃあ寝てる時にしたら?」と返ってきました。
ちげえよ!!!!!!
いや、それを言ってもいいけどまずは「そうなんだね」という受け止めのセリフなんだよ!

行政の相談窓口はあくまでも「相談」だし、どこかで「話を聞いて共感してくれる人・場所」があったら、どれだけ心が楽だっただろうなって思います。
もし今、「共感してくれる人」が欲しいお母さんがいたら、隣に行って全力で赤ベコになるのになぁ・・・なんて思いながら日々を過ごしています。
1人で抱えこんで泣いているお母さんに、ちょっと良い事が毎日100個ずつおこりますように。

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