夏バテに良い食べ物とは

夏バテしていませんか？そもそも夏バテとは何でしょうか。夏バテを感じた時に食べて頂きたい食べ物をご紹介します。

夏バテとは
暑さによる疲労から食欲が落ち、体力も落ちた状態のこと。倦怠感、不眠、食欲不振などを自覚する方が多いようです。

ヒトは空腹状態になると食欲が湧く仕組みになっていますが、それは自律神経がきちんと働いているからです。夏バテはこの自律神経が、外気の暑さや屋内の冷房などで乱れ、正常に働かなくなることで発生します。

食欲不振だからといって食事をしないと、ますます体力が落ちてしまうのでその悪循環は断ち切りたいところです。では食欲がない時、何を食べれば良いのでしょうか。

何を食べるべきか

【スパイス】
食べ物の匂いを嗅いで、急にお腹が空いたことはないでしょうか。特に揮発性の刺激のある香りは、食欲を刺激し、また唾液や胃液などの消化液の分泌を促します。
食欲がないだけで、胃腸の調子が悪くなければカレーをお勧めします。カレー粉は漢方薬に通じるところがあるため、食欲低下や肝機能低下を防いだり、自律神経の働きを高める効果が期待できるからです。

【ヌルヌル系の食べ物】
既に胃腸の調子がイマイチ、という方は消化管を保護する機能のあるヌルヌル成分が含まれた食品を食べましょう。以下のような、食べ物に含まれます。

納豆
なめこ
オクラ
大和芋（長芋）
里芋
モロヘイヤ

この中で夏が旬のモロヘイヤですが、とても栄養価の高い野菜（ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸、ビオチン、カルシウム、カリウム、食物繊維を含む）なので、夏バテ気味の時は特に見つけたら食事に取り入れてみて下さい。
お浸しやみそ汁などでいかがでしょうか。

【クエン酸】
クエン酸にも食欲増進効果があると同時に、胃腸の調子を整える働きがあります。また、エネルギー代謝にも関わるので、疲労感の撃退にも一役買います。

梅干し
柑橘類　
お酢

レモン汁が手軽に摂りやすいと思います。水を飲む時などに絞って飲むようにしてみて下さい。また、柑橘類のしぼり汁をお味噌汁に入れるのもお勧めです。

まとめ
夏バテとは何か、その原因、お勧めの食品をご紹介しました。夏は暑いものです。食品を上手く利用して、夏バテを撃退しましょう！