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高倉健 追悼特別展2016 邂逅

ご覧いただきありがとうございます
今回は高倉健追悼特別展に
ついて投稿します

先日、PC内の画像の整理を
していたところ懐かしい写真を発見 
写真に写っていた人物の名は

高倉 健

日本を代表する俳優として
200本を超える映画に出演
その業績を顕彰し
2016年に追悼特別展が開催されました

会場の東京ステーションギャラリー
(東京駅丸の内)で撮影した写真を
眺めているうちに当時を
振り返りたくなり記事にしました

一読いただけると幸いです

特別追悼展鑑賞の1週間前


『今.東京駅で高倉健の展示会が
やってんだけど見に行かない』と
居酒屋の席で友人に誘われ
興味を示した私は二つ返事で承諾

当日、開催場所である
東京ステーションギャラリー
入り口までたどり着くと
早速ポスターがお出迎えです

写真をお見せできないのが残念ですが
高倉健さんの横顔を撮影した姿は
年齢を重ねた男の色気と渋さを
感じました

展示会

展示会は高倉健さんの生誕から
出演作 晩年の様子まで
パネルや映像を用いて解説

全体を見た感想として
ヤクザ姿の高倉さんは新鮮でした。

上記の言葉に違和感を
覚える方は多いかと思いますが
私の子供の頃 任侠映画の放送は減り
インターネット 有料放送も
限られた世帯しかありません

『鉄道員』『ブラックレイン』
『ホタル』『幸せの黄色いハンカチ』

など後期の作品は見ていたものの
TVの再放送や映画館上映での鑑賞
家の近所にビデオ展もない環境でした

それ故に手にドス背中に入れ墨
鋭い眼光の一枚絵は
別人のようにしか見えず
俳優高倉健の凄みを感じたのを
今でも覚えています

敬意

展示会を見終わり休憩スペースで
友人と談笑していた時
1人の男性の姿が視界に入りました
 
年齢は60〜70代
グレーのスーツをまとい
目の前のポスターを見つめています

男性は目に涙を浮かべ
ポスターに向かい深々と一礼、姿勢を
正しその場から立ち去っていきました

その姿を見た私は目を擦り
ごまかしましたが
1人だったら泣いていたかもしれません

生前に接点があった人なのか
1ファンとしての行動なのか
今となっては知る由もありません

しかし、1人の人間が故人に対し
最大限の敬意を示す

その姿に感動し
特別な思い出として記憶に
刻み込まれています


追悼特別展の話は以上です

最後までお読みいただき
ありがとうございました



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