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『仮面ライダー1・2号』 【1971年~特撮ドラマ/映画/漫画】【カッコいい乗り物:サイクロン号】

津野くん?道長?すえちゃん?何のことか分かりますか?


【感想】

2024年9月21日投稿

仮面ライダー、こう見ると歴史を感じる。そして、サイクロン号はカッコいい。やはり一番最初の初代サイクロン号、レーシングカウリング、六気筒マフラー、カラーリング、子供のころ自転車を改造しました。

仮面ライダーは、バイクに乗らないとライダーじゃない。多分すべての仮面ライダー1号は観ました。シンも良かったのですが、私は、the・Nextの方が、好きです。
シンは、せめて「アイアンマン」を超えて欲しかった。その点で山崎貴監督の仮面ライダーが観てみたい。シンでも初っ端、崖の上にライダーが登場したシーンで山崎監督が手を入れたとのこと。

仮面ライダーはアニメは合わないと思います。Netflixアニメ「ULTRAMAN」は凄く良かった。それでは、サイクロン号の歴史をいっしょに学びましょう。では、また。

【作品情報】

サイクロン号、特撮テレビ番組『仮面ライダー』をはじめとする仮面ライダーシリーズに登場する架空のオートバイ。仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の専用マシン。

日本初のテレビヒーロー『月光仮面』をはじめ専用のマシンに乗るヒーローはそれまでも存在していたが、その多くは市販車そのままの形状であり、マシン自体にキャラクター性を持たせヒーローの戦力の一部としたのは『仮面ライダー』が初。その後の作品にも大きな影響を与えた。

テレビシリーズにおけるサイクロン号

サイクロン号

旧サイクロン号

全高 125 cm、全長 240 cm、重量 280 kg
最高出力 500馬力、ジャンプ力 30 m、
最高時速 400 km、
「初代仮面ライダー1号」第1話から登場。後継車種と区別する時には、旧サイクロン号(旧サイクロン)と呼ばれる。仮面ライダー1号=本郷猛が緑川博士の計らいでショッカー基地から脱出する際に使用し、以後の戦いでライダーの力となった。

低く姿勢を保つことで空気抵抗を減らし、走行スピードを上げてある程度の速度まで加速させた後、左ハンドルのクラッチ横のレバースイッチを押しこむことでヘッドライト周辺にカウル部分がせり出し、フラップ状のパーツが車体側面中央付近に現れて前に伸びカウルと結合。装甲が車体を覆うことで本郷の常用バイクからフルカウル形態に変形し、同時にジェットエンジンが始動して急激に加速し、高速走行によって発生する風圧のエネルギーを取り入れることで本郷は仮面ライダーに変身する。
変身ベルトの左脇にあるサイクロン誘導装置を操作することで遠隔操縦も可能である。変形前でも小回りが利き高い機動性を発揮するため、高々度ジャンプや階段を登る際には変身後も使用する。

車体には立花レーシングクラブのエンブレムが付けられている。フロントのエンブレムの内側にはレーザーガンが隠されているが、劇中では未使用。メインエンジンはプルトニウム原子炉。補助駆動力であるジェットエンジンを併用することでさらに加速する。排気を行う6本のマフラーからは、撹乱用の煙幕サイクロン・レインボーを噴射できる。

第11話ではゲバコンドルを倒すため、サイクロン号による空中での体当たり攻撃サイクロンクラッシャーで倒した。

立花藤兵衛が製作。これに対し、後述の新サイクロン号が、藤兵衛が初めて手掛けたライダーマシンであるとする文献もある。
初号機は緑川博士が設計。ショッカーからの脱走用に密かに準備していたマシン。
設計図に基づき、ショッカー科学陣が製作。仮面ライダーとの連動をコンセプトとしていた。

本郷がヨーロッパに転戦する際には、仮面ライダー2号=一文字隼人に託された。
その後は次第に劇中での出番を改造サイクロン号に譲っていくことになるが、第30話以降でも併行使用されているのが確認できる。1号が復帰エピソードである第41話で乗ったのが、旧サイクロン号の最後の活躍となった。

本郷猛役の藤岡弘さん、はサイクロン号での走行シーンの撮影中に事故を起こして重傷を負い、降板した。藤岡さんは後年のインタビューで、サイクロン号は見た目重視で作られていたためにバランスが悪く、いつか事故が起きるのではないかと感じていたと話した。なお、藤岡が事故を起こした車体は、第60話にて「縁起が悪い」という理由で燃やされた。

改造サイクロン号

改良型サイクロン号

全高 125 cm、全長 225 cm、重量 250kg、高出力 600馬力、ジャンプ力 40 m、最高時速 400 km、第14 - 67、72話、映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
仮面ライダー2号および新1号が使用したバイク。サイクロン改良型、サイクロン(改造タイプ)、改良型サイクロン号、改良サイクロン号とも表記。劇中では上記の旧サイクロン号と別車両であるという描写はなく、場面やカットによって使い分けていた別種類の車両を同一のマシンと表現していただけで、同一のシーンでもカットによって車両が変化していた。

フルカウルからセミカウル化などの改良を経て、出力増強と車体の大幅軽量化が行われていたため、旧サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能で機動性が高い。ジャンプ力も40メートルにアップし、垂直の壁面を登る能力、水中潜行能力と救助用ワイヤーロープの射出能力が追加されている。テールカウルにはテレビ誘導式ミサイルを内蔵するが、劇中では未使用。必殺技は、突進で敵を撥ね飛ばすサイクロンクラッシャーで、第18話でヒトデンジャーに対して使用した。

1号もスイスで同型のマシンに搭乗している場面が第40話で描かれており、日本へ帰国した後も新サイクロン号の完成まで使用した。

新サイクロン号

新サイクロン号

全高 120 cm、全長 210 cm、重量 220kg、最高出力 700馬力、ジャンプ力 50 m、最高時速500 km、ブースター使用時:600km/h
水上:120 km、第68 - 98話、映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。新1号が使用し、のちに新2号も搭乗した新型バイク。

本郷、滝、藤兵衛による設計・開発。本郷が常用するセミカウルのオートバイが、ライダーへの変身に合わせて自動変形する。かつてのサイクロンをあらゆる面で超えた。

クラッチ付近のスイッチを操作してカウル両脇のウィングを展開させることで、高速走行時に車体の姿勢の安定性を確保させるスポイラーの働きや、またグライディング飛行サイクロンジャンプが可能となる。このウイングはサイクロン・カッターとしても機能する。時速300キロメートル時の走行で、緊急ブレーキをかける際にはクラッチ付近のスイッチを操作することで急制動用にパラシュートを装備している。

必殺技はフロントカウルを細かく振動させた状態で体当たりを決めるサイクロンアタック(第83話で使用)。また、設定上は後端のパラシュートの射出口から虹色の煙幕サイクロンレインボーを放出する。

2台の車両は、『仮面ライダーストロンガー』第39話の撮影まで使われている。

ネオサイクロン号

ネオサイクロン号

全長 2.47 m、乾燥重量 383 kg、馬力 348 ps(256 kw)、ジャンプ力 45 m、最高時速
545 km、ブースター使用時:645 km/h
ベース車:ホンダ・ゴールドウイングF6C
映画『仮面ライダー1号』に登場する仮面ライダー1号が乗るバイク。資料によっては「ネオサイクロン号」と記述している。立花藤兵衛が遺した最後のマシンでもあり、ノバショッカーとの最終決戦に際して本郷がマシンが保管されていた立花モーターズの倉庫を訪れて発進させた。

上記の通りベース車こそ異なるものの、藤兵衛がサイクロン号を強化改造したサイクロン号シリーズの最終型という設定になっている。

『仮面ライダー THE FIRST』のサイクロン号

サイクロン1号

サイクロン1号

全高 1,120 mm、全長 2,025 mm、全幅 720mm、最高出力 367馬力、ジャンプ力 30 m、最高速度 400 km/h、ベース車:ホンダ・CBR1000RR

設定

仮面ライダー1号=本郷猛が搭乗するバイク。本郷が懇意にしていたバイクショップのオーナー・立花藤兵衛から与えられたスペシャルカスタムマシンで、立花レーシングのエンブレムが刻印されている。
超高速域での安定走行を理想としたが、排気量や大きさに比して軽量な車体など藤兵衛のこだわりと技術によってチューンナップされているため、あまりの性能の高さに、普通の人間には扱えない怪物的バイクとなった。肉体改造を施され、高度なテクニックと身体能力を持つ本郷猛だからこそスペックを存分に発揮することができる[98]。また、ライダーの操作に頼ることなくまるで自走しているかのような映像もある。テレパシーによる遠隔操作や水中潜航も可能である。

サイクロン2号

サイクロン2号

全高 1,220 mm、全長 2,220 mm、全幅 790mm、最高出力 460馬力、ジャンプ力 36m、最高速度 500 km/h、ベース車:ホンダ・CB1300SUPER BOLD'OR

設定

仮面ライダー2号=一文字隼人が搭乗するバイク。サイクロン1号と同じく立花レーシングのエンブレムが入っており、書籍でも立花の手が加わっているとする記述がある。劇中では入手時期は描かれなかったが、決戦に際して本郷が一文字のために用立てたものと思われる。性能は全般的にサイクロン1号を上回り、主にスピード、馬力、ジャンプ力が強化されている。こちらも普通の人間には到底扱うことはできない。1号と同じく、水中潜行も可能で、操縦者抜きでも減速することなく無人のまま自律走行してトラックと並走している。防弾性が備わった強固な素材で形成されたフロントカウルは爆発や銃弾でもダメージを受けない。また、アクセルターンの際にはタイヤから煙幕を張ることも可能。

『シン・仮面ライダー』でのサイクロン号

サイクロン号

ベース車:ホンダCB250R(常用)・ホンダCB650R(変形後)
映画『シン・仮面ライダー』に登場する仮面ライダーと仮面ライダー第2号、大量発生型相変異バッタオーグが乗る、SHOCKERが高い技術力を用いてバッタオーグとセットで開発した改造オートバイ。

一般のバイクに近い見かけの常用形態から、プラーナの力を利用して最大加速時にロケットのような炎を噴出する6本出しのマフラーとフロント部分を覆う昆虫の複眼のような模様が入った丸目4灯式のヘッドライトを持つカウルを備えた本来の力を引き出す形態に変形する。速度メーターのある場所は変形後は赤いスイッチと「CYCLONE」の文字のみが配置される。仮面ライダー機はマフラーが青みがかった緑であるのに対して、仮面ライダー第2号搭乗機はシルバーになっている。本郷の仮面ライダーへの変身を走行中に受ける風によって促す。仮面ライダー機はコウモリオーグ戦ではマフラーが変形し、ロケット噴射している。

シンサイクロン号

シンサイクロン号 現時点最新

映画『シン・仮面ライダー』に登場する仮面ライダー第2+1号が乗る新たなサイクロン号で、政府の男と情報機関の男から支給された。性能が以前のサイクロン号よりさらに強化されている。


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