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【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』

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ラブコメ、ファンタジー、未来SF、過去私が観た映画、ドラマ、アニメのいいとこをツギハギした作品。このシーンの作品は何かな?
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#異世界

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉘あとがき

いつも数あるブログの中から、ご訪問、ご愛読頂き誠にありがとうございます。 この作品を書いたきっかけは、他のアカウントで、視聴した映画、ドラマ、アニメの感想を書き溜めているのですが、なんか勿体無いなという違和感から、感想だけではなく、自分やブログに訪問して下さった方々に「あっ、この元作品何だろう?とかもう一度観たいな」と思っていただけるようなモノに出来ないだろうか?との発想から思いついたのが、観た作品のエッセンスを切り貼りして物語を作るでした。思い立って一気に書けたのがこの作品

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑭異世界ファンタジー編

【王の間】 国王「ありがとう勇作殿、千夏殿」 勇作「王様、まだ安心できません。魔人はあと二人います」 国王「なんと!」 勇作「次の戦闘は手強くなります。奴らはこちらの戦い方を研究しているでしょう」 「こちらも作戦を練らねばなりません」 国王「こちらの作戦とは」 勇作「たぶん魔人はこの町で暴れるでしょう」 「そうなると民が巻き沿いになります」 「そこで、民を全員お城の中に避難して貰いましょう」 国王「なるほど、騎士団長さっそく隊員たちに命令してくれ」 団長「はっ」 勇作「

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑬異世界ファンタジー編

【谷】 軍隊総勢 2万人が谷で整列している。 勇作「もう間もなく魔獣たちの先頭が見えてきます」 「俺が出来る限り敵を倒しますが、中には逃れるものもいますので、皆さんはそいつらをお願いします」 団長「わかった、気をつけてな勇作死ぬなよ」 勇作「はい、それじゃ」 勇作は一気に空を飛んだ。勇作「光子力ビーム」 勇作は空を飛びながらビームで一斉掃射した。 敵隊列の先端から末端までの魔獣たちは列の端の一部を残して焼き払った。地上では、ビームから逃れた魔獣たちを千夏が冷凍にしていた。 大

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑫異世界ファンタジー編

【魔人の洞窟】 魔人「なんだと!バーバラが死んだだと」 カラスから報告を受けた。 魔人「一体何者なんだ」 カラス「ギャーギャー」 魔人「なにぃ、魔王の命令を受けた者だと」 魔人の目が赤く光った。 魔人は剣を抜き、カラスを切り捨てた。 魔人 「ギリバはおるか」 ギリバ「はいよぉー」 魔人「すぐにオーク、ゴブリンを集めろ! エルドラを攻める」 ギリバ「集めるって何人?」 魔人「全部だ、一万はおるだろー」 ギリバ「ほぉー、よっぽどのことだねぇ」 魔人「あー、バーバラが死んだ」 ギリ

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑪異世界ファンタジー編

【エルドラの町】 勇作「なんか中世ローマの町って感じだね」 千夏「うん、平和だね」 勇作「虫たちの情報だとこの町は狩りと農業で生活してるようだよ」 「狩りは、野生の牛・豚・鹿・鳥など」 「農業は、特に畑とか無くて、野生の米や麦、野菜を収穫してるようなんだ」 「衣服や工具などは他の国から仕入れてるようだよ」 「国王、軍隊、貴族、学校、病院はあるらしいんだけど平民は貴族になれないようなんだ」 「あと国境の壁の外には、魔獣やオーク、ゴブリンなど悪い奴らがうようよしてるらし

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑩異世界ファンタジー編

【西の町エルドラに近い場所】 町に入る前にハマーを降りて車を消した。 二人は歩いて町に入った。 千夏「あっ、耳がとがっている人がいる」 勇作「あれはエルフ族の人だよ」 千夏「エルフ族? 何で知ってるの?」 「動物の耳や尻尾がある人は?」 勇作「それは亜人だね」 「異世界 RPG ゲームの登場人物だよ」 「たぶん、ドワーフや妖精、巨人族、魔法使い、ドラゴンなんかもいるかもね」 「取り敢えずギルドに行ってみるか」 千夏「ギルド?」 勇作「この服装は目立つな」 勇作が指を

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑨異世界ファンタジー編

【異世界】二人が現れた場所は、地平線が見える草原だった。 千夏「あー、疲れたねぇー」 勇作「うん、色々あったねぇ」 二人は草むらに仰向けで寝転がっていた。 千夏が勇作の方を見た。千夏「ねぇ、勇作ぅ、何か勇作じゃないみたい」 勇作「えっ、どうゆうこと?」 千夏「うーん、何かイケメンになったよ」 勇作の顔がみるみるうちに赤くなった。 千夏「顔赤いよ、ハハハハハ」 勇作「そうゆう千夏だって、何か、、、、胸が大きくて綺麗になってる、ような」 千夏「えー、そうなの? フフフフ」 「お

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑧天国と地獄編

地獄の門がゆっくり開いた。 勇作が中に入ると門が閉じた。 魔人「ほぉー、ここに 三千年いたが、この門が開くの初めて見たぜ、オメェー名前何てんだ?」 勇作「勇作だ!」 魔人「ここに何しに来た」 勇作「妻を助けに来た」 魔人「妻? 名前は?」 勇作「千夏だ、どこにいる?」 魔人「あの女かな? ここに珍しく少し光ってたからな」 勇作「それだ、きっとそーだ、どこか教えてくれ」 魔人「お前、ここがどこかわかってるよな?」 「ここにはなぁ、いいやつなんざいねんだよ」 魔人が素早い動きで、