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【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』

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ラブコメ、ファンタジー、未来SF、過去私が観た映画、ドラマ、アニメのいいとこをツギハギした作品。このシーンの作品は何かな?
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#未来人

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑳現在の元の世界編

【ゆうかの部屋】 ゆうか「ママ、お父さんお疲れ様でした、なんか長い一日だったね」 千夏「うん、ゆうかこっちに来て」 ゆうか「なに?」千夏に近づく 千夏「ギュー」ゆうかに抱き着いた。 ゆうか「おかえりなさい、ママ」 千夏「ゆうかをまた抱けたなんて夢みたい」 勇作「どれどれ、お父さんも」 ゆうか「えーやだー」 勇作「なっ!」 ゆうか「うっそだよー、おいでお父さん」 勇作「ゆうかぁー」 千夏「はっははははは、からかわれたねお父さん」 ゆうか「よしよし」勇作の頭をなでる 勇作「ほんと

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑲現在の元の世界編

【会議室】加治「ゼウス様の話は、我々の情報と大体一致してるよ」 「近々大きなゲートが開いて大勢の未来人と物資がやってくると確認している」 勇作「その前に未来人と話をしましょう」 加治「どんな話をするつもりなんだい」 勇作「俺たちが未来に行って AI を倒す、いや一旦地球をリセットします」 加治「相手の事は全くわからんぞ」 勇作「加治さん、伊達に地獄や異世界でだって、何もかも未経験でしたよ、今更です」 加治「そっか、よし、俺はいつ、どこでゲートが明くのか探ってくる」2 時間後、

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑱現在の元の世界編

10 分後勇作が話を再開した。 勇作「僕と千夏は、ゼウス様、あっゼウス様は神様の頂点にいる神の王様です」 田中博士「知っとるわい、はよ続けろ」 勇作「はい、僕たちは前例のない掟を破った罪として、異世界に転送されました」 「転送でこの姿になりました」 「異世界での使命は、魔王が手を焼いている 5 匹の魔人が異世界で悪事三昧しているので処分しろ、とのことでした」 ゆうか「異世界ってどんなところだったの」 勇作「エルフ、ドワーフ、妖精などがいる RPG ゲームみたいな世界だった

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑰現在の元の世界編

【会議室】 全員黙々と弁当を食べていた。 皆が食べ終わるのを見計らって勇作が口を開いた。 勇作「やはり僕が死んだところから話を進めた方がいいかな」「僕は気が付いたら天国にいました。そこは、僕が素晴らしいと思い描く場所でした」 「山に囲まれた湖のほとりにいました」 「食べ物、飲み物、家までも想像して、欲しいと願うだけで現れました」 加治「さっき弁当頼んで損した」 千夏「ふっふふふ、あいかわらず」 勇作「千夏ちゃんが死んだことを女神様から聞きました」 「自殺と見なされ、地獄に

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑯現在の元の世界編

【現在の元の世界】ビルとビルの隙間がパッと光った。 光が収まると勇作と千夏が立っていた。 現代にふさわしい服装に変わっていた。 目の前 5m くらい先で女性と男性が死闘を繰り広げていた。 K1 に近い格闘技だ。 女性が蹴りを放てば男性が足で受け止め、男性がパンチを出すと、女性が肘でガードするなどほぼ互角に戦っている。 勇作は空を飛び、3 階ほどの高さから男性にキックを打ち込んだ。男性が消えた。 勇作「君、大丈夫か」 女性に声をかけた。 女性「あなたは誰? 空を飛べるの? 未

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑲現在の元の世界編

【会議室】加治「ゼウス様の話は、我々の情報と大体一致してるよ」 「近々大きなゲートが開いて大勢の未来人と物資がやってくると確認している」 勇作「その前に未来人と話をしましょう」 加治「どんな話をするつもりなんだい」 勇作「俺たちが未来に行って AI を倒す、いや一旦地球をリセットします」 加治「相手の事は全くわからんぞ」 勇作「加治さん、伊達に地獄や異世界でだって、何もかも未経験でしたよ、今更です」 加治「そっか、よし、俺はいつ、どこでゲートが明くのか探ってくる」2 時間後、

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑱現在の元の世界編

10 分後勇作が話を再開した。 勇作「僕と千夏は、ゼウス様、あっゼウス様は神様の頂点にいる神の王様です」 田中博士「知っとるわい、はよ続けろ」 勇作「はい、僕たちは前例のない掟を破った罪として、異世界に転送されました」 「転送でこの姿になりました」 「異世界での使命は、魔王が手を焼いている 5 匹の魔人が異世界で悪事三昧しているので処分しろ、とのことでした」 ゆうか「異世界ってどんなところだったの」 勇作「エルフ、ドワーフ、妖精などがいる RPG ゲームみたいな世界だった

【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑮異世界ファンタジー編

【町の中心広場 夕方 17 時】 ドーンと花火の音がした。 町中心部がや松明で明るくなっていた。 勇作「まずは王様にあいさつに行こう、どこかなぁ」虫たちの視覚や聴覚を通して探した。 勇作「あっ、いた酒場にいるよ、行ってみよ」 二人は酒場に入った。 勇作「王様、すっかり出来上がってますね」 国王「おー勇者殿」 「祭りはいいのぉー、勇者殿も一杯どうだ」 勇作「ありがとうございます、では頂きます」 国王「ほれほれ、千夏殿も」 千夏「ありかとうございまーす」 王様が自ら二人に酒を注