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【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』

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ラブコメ、ファンタジー、未来SF、過去私が観た映画、ドラマ、アニメのいいとこをツギハギした作品。このシーンの作品は何かな?
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2024年4月の記事一覧

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑰現在の元の世界編

【会議室】 全員黙々と弁当を食べていた。 皆が食べ終わるのを見計らって勇作が口を開いた。 勇作「やはり僕が死んだところから話を進めた方がいいかな」「僕は気が付いたら天国にいました。そこは、僕が素晴らしいと思い描く場所でした」 「山に囲まれた湖のほとりにいました」 「食べ物、飲み物、家までも想像して、欲しいと願うだけで現れました」 加治「さっき弁当頼んで損した」 千夏「ふっふふふ、あいかわらず」 勇作「千夏ちゃんが死んだことを女神様から聞きました」 「自殺と見なされ、地獄に

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑯現在の元の世界編

【現在の元の世界】ビルとビルの隙間がパッと光った。 光が収まると勇作と千夏が立っていた。 現代にふさわしい服装に変わっていた。 目の前 5m くらい先で女性と男性が死闘を繰り広げていた。 K1 に近い格闘技だ。 女性が蹴りを放てば男性が足で受け止め、男性がパンチを出すと、女性が肘でガードするなどほぼ互角に戦っている。 勇作は空を飛び、3 階ほどの高さから男性にキックを打ち込んだ。男性が消えた。 勇作「君、大丈夫か」 女性に声をかけた。 女性「あなたは誰? 空を飛べるの? 未

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑮異世界ファンタジー編

【町の中心広場 夕方 17 時】 ドーンと花火の音がした。 町中心部が松明で明るくなっていた。 勇作「まずは王様にあいさつに行こう、どこかなぁ」虫たちの視覚や聴覚を通して探した。 勇作「あっ、いた酒場にいるよ、行ってみよ」 二人は酒場に入った。 勇作「王様、すっかり出来上がってますね」 国王「おー勇者殿」 「祭りはいいのぉー、勇者殿も一杯どうだ」 勇作「ありがとうございます、では頂きます」 国王「ほれほれ、千夏殿も」 千夏「ありかとうございまーす」 王様が自ら二人に酒を注い

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑭異世界ファンタジー編

【王の間】 国王「ありがとう勇作殿、千夏殿」 勇作「王様、まだ安心できません。魔人はあと二人います」 国王「なんと!」 勇作「次の戦闘は手強くなります。奴らはこちらの戦い方を研究しているでしょう」 「こちらも作戦を練らねばなりません」 国王「こちらの作戦とは」 勇作「たぶん魔人はこの町で暴れるでしょう」 「そうなると民が巻き沿いになります」 「そこで、民を全員お城の中に避難して貰いましょう」 国王「なるほど、騎士団長さっそく隊員たちに命令してくれ」 団長「はっ」 勇作「

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑬異世界ファンタジー編

【谷】 軍隊総勢 2万人が谷で整列している。 勇作「もう間もなく魔獣たちの先頭が見えてきます」 「俺が出来る限り敵を倒しますが、中には逃れるものもいますので、皆さんはそいつらをお願いします」 団長「わかった、気をつけてな勇作死ぬなよ」 勇作「はい、それじゃ」 勇作は一気に空を飛んだ。勇作「光子力ビーム」 勇作は空を飛びながらビームで一斉掃射した。 敵隊列の先端から末端までの魔獣たちは列の端の一部を残して焼き払った。地上では、ビームから逃れた魔獣たちを千夏が冷凍にしていた。 大

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑫異世界ファンタジー編

【魔人の洞窟】 魔人「なんだと!バーバラが死んだだと」 カラスから報告を受けた。 魔人「一体何者なんだ」 カラス「ギャーギャー」 魔人「なにぃ、魔王の命令を受けた者だと」 魔人の目が赤く光った。 魔人は剣を抜き、カラスを切り捨てた。 魔人 「ギリバはおるか」 ギリバ「はいよぉー」 魔人「すぐにオーク、ゴブリンを集めろ! エルドラを攻める」 ギリバ「集めるって何人?」 魔人「全部だ、一万はおるだろー」 ギリバ「ほぉー、よっぽどのことだねぇ」 魔人「あー、バーバラが死んだ」 ギリ

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑪異世界ファンタジー編

【エルドラの町】 勇作「なんか中世ローマの町って感じだね」 千夏「うん、平和だね」 勇作「虫たちの情報だとこの町は狩りと農業で生活してるようだよ」 「狩りは、野生の牛・豚・鹿・鳥など」 「農業は、特に畑とか無くて、野生の米や麦、野菜を収穫してるようなんだ」 「衣服や工具などは他の国から仕入れてるようだよ」 「国王、軍隊、貴族、学校、病院はあるらしいんだけど平民は貴族になれないようなんだ」 「あと国境の壁の外には、魔獣やオーク、ゴブリンなど悪い奴らがうようよしてるらしいん

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑩異世界ファンタジー編

【西の町エルドラ近辺】 町に入る前にハマーを降りて車を消した。 二人は歩いて町に入った。 千夏「あっ、耳がとがっている人がいる」 勇作「あれはエルフ族の人だよ」 千夏「エルフ族? 何で知ってるの?」 「動物の耳や尻尾がある人は?」 勇作「それは亜人だね」 「異世界 RPG ゲームの登場人物だよ」 「たぶん、ドワーフや妖精、巨人族、魔法使い、ドラゴンなんかもいるかもね」 「取り敢えずギルドに行ってみるか」 千夏「ギルド?」 勇作「この服装は目立つな」 勇作

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑨異世界ファンタジー編

【異世界】二人が現れた場所は、地平線が見える草原だった。 千夏「あー、疲れたねぇー」 勇作「うん、色々あったねぇ」 二人は草むらに仰向けで寝転がっていた。 千夏が勇作の方を見た。千夏「ねぇ、勇作ぅ、何か勇作じゃないみたい」 勇作「えっ、どうゆうこと?」 千夏「うーん、何かイケメンになったよ」 勇作の顔がみるみるうちに赤くなった。 千夏「顔赤いよ、ハハハハハ」 勇作「そうゆう千夏だって、何か、、、、胸が大きくて綺麗になってる、ような」 千夏「えー、そうなの? フフフフ」 「お

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑧天国と地獄編

地獄の門がゆっくり開いた。勇作が中に入ると門が閉じた。 魔人「ほぉー、ここに 三千年いたが、この門が開くの初めて見たぜ、オメェー名前何てんだ?」 勇作「勇作だ!」 魔人「ここに何しに来た」 勇作「妻を助けに来た」 魔人「妻? 名前は?」 勇作「千夏だ、どこにいる?」 魔人「あの女かな? ここに珍しく少し光ってたからな」 勇作「それだ、きっとそーだ、どこか教えてくれ」 魔人「お前、ここがどこかわかってるよな?」 「ここにはなぁ、いいやつなんざいねんだよ」 魔人が素早い動きで、勇

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑦天国と地獄編

【天国と地獄編】勇作が目を覚ました。 勇作「ここはどこだ? ち、千夏とゆうかは?」 勇作はあたりを見まわたした。視界は霧で何も見えなかった。 突然勇作の前方上空が輝いた。 勇作「て、天使?」 女神「ここは天国よ、勇作くん」   「私は女神アクア」 勇作「俺は死んだのですか?」 女神「そうよ、あなたは未来人の銃で撃たれて死んだの」 勇作「千夏とゆうかは?」 霧が薄くなり、あたりの景色が見えてきた。 ここから見える景色は、緑の豊かな山に囲まれた湖のほとりだった。 後ろには、丸

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑥予期せぬ悲劇編

【次の日の朝】 千夏「おはよう、勇作」 いつものように勇作のベットから千夏が起き上がりトイレに行った。 千夏「勇作ぅちょっと来てぇ」 勇作「なーに、おっ」 台所のテーブルに朝食の食材があった。 勇作「誰か入ってきたのかなぁ」 千夏「勇作、天井を見て」 勇作「あっ、開くようになってる、あそこから食材が届いたんだ」 千夏「昨日、ケータリングを契約したからだね」 勇作「へぇー都会ってすごいなぁ」 千夏「ばかなのぉ、この建物だからだよ」 勇作「そうか、夢じゃなかったんだ」 勇作は、が

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑤新社会人編

【内閣調査室 特殊スキル戦略チーム 居室】 加治局長「皆、今日から仲間になった、西方くんと高木さんだ、じゃ自己紹介をしてくれ」 勇作「西方勇作です、よろしくお願いします」 千夏「高木千夏です、よろしくお願いします」 加治局長「二人には別室で話をする、ついてきてくれ、長くなるので覚悟してくれ」【別室】 加治局長「君たちの仕事だけど、未来人の田中さんの研究を手伝って欲しい」「それと君たちの能力を訓練で覚醒させる事だ」 勇作「み、未来人て言いましたか?」 加治局長「そうだ、世間に公

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』④謎の就職先編

【次の日、面接場所】 女性職員「西方君、高木さんこちらにどうぞ」 勇作と千夏「はい」二人とも緊張している。 女性職員「お二人をお連れしました」 加治「ようこそ、内閣調査室の加治です」 「田所教授から評判を聞いてるよ」 「二人は、アツアツカップルで成績優秀、ひとが羨むリア充だってね」 「実は僕は、能力が 60%開発されてるんだ」 「だから君たちの頭の中の記憶や思考はすべて見えている」ジーと勇作を凝視した。 加治「ほう、君はまだ DT なのか? 珍しいな」 勇作「なっ、なぜ?」