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自己表現に取り憑かれてる

深い記憶。

私はソファーで飛び跳ねながら歌って踊る。

その時の気持ちを即興で歌って踊る。

私の自己表現の始まり。

恐らくお話しできたり踊れるようになった時から

ずっとしている自己表現のやり方で

ディズニープリンセスが自分の気持ちを

歌に乗せてるのを観て真似し始めた。

ママに見てほしかった。

かわいいね、上手だねって言ってほしかった。

ママへのアピール方法として自己表現を覚えた。

私はその時3人兄弟の真ん中で

(今は5人兄弟のど真ん中)

一番気にかけてもらえない真ん中だった。

いつも弟に構うママを見て

ママの見てない所で弟と喧嘩した。

喧嘩した時姉はもちろん弱い弟の味方になる。

それがたまらなく悔しくて

姉の頭を瓶でかち割ったことがある。

それからママが褒めてくれることを

たくさんしようと思った。

可愛い格好をして踊って歌ってご機嫌でいて

たくさん勉強をして

外に遊びに行かずママのお買い物についていった。

兄弟の誰よりも。

ダンスを習い始めた時、

ダンスのレッスン着、衣装は全部自分のためだけに

買ってもらえたものでお下がりじゃない。

ママが自分のために時間を使って見にきてくれる。

絶好のアピールチャンス。逃すわけにいかない。

褒めてもらえた時は嬉しくて嬉しくて

すっかり自己表現の虜になった。

それから中学生になり、

いじめでクラスで孤立した。

部活に行かず誤魔化すために

1人でスーパーの雑誌コーナーで時間を潰した。

出会った雑誌で服で自己表現できることを知った。

KERA、Zipper、ゴシック&ロリータバイブル

そこに載ってる人達は

嫌な学校で見たことない人達。

虜になった。唯一無二な存在になれる。

そこからお小遣いもクリスマスプレゼントも

誕生日プレゼントも全て服に費やした。

重めぱっつん姫カット、ツインテールにリボン

厚底に白タイツ、ふんわりスカート、

ふりふりの日傘、飲み物もいちごオレ。

学校のどこをさがしてもいない。

それがたまらなく気持ちいい。唯一無二だもの。

強くなれた気がする。完全装備の鎧。

それをまたママが褒めてくれる。可愛いねって。

また取り憑かれた、自己表現することに。

もうその頃には日常的に自己表現することが

板についてきて、ごく普通なことになっていた。

服や髪型で自己表現することが

私の中では当たり前な事で

そこに口出す人や社会はいらないとまでも思う。

彼氏がその服はちょっと..と言った瞬間、

別れようと告げ帰ったり、

その髪色はちょっと..と職場の人に言われると

じゃあ今日で辞めますって言うくらい

大切にしている事。

今は自己表現の形を変えて

こうやって文字を綴ったり、

SNSに投稿したりしている。

人はそれを承認欲求の塊だと言うかもしれない。

いいじゃない、人に迷惑かけてない。

幼少期に満たされなかった欲求があるのならば、

自分で見つけた方法で満たせばいい。

ほしかったおもちゃ、大人になってから

手に入れたっていい。

たくさんSNSに可愛い自分を載せたっていい。

思ったことを発信していけばいい。

いろんな方法で自己表現してきた私は

少し自己表現が得意で大好きだから、

これからたくさんの人と自己表現の楽しさ、方法を

一緒に考えていけたらいいなと思います。

こっそりでいいからメッセージ送ってね。

(前置きが長いのは私の事を知ってもらってから

たくさんあなたのことを話して欲しいから)


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