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名探偵コナン100万ドルの五稜星を見たので

どうも

今年もコナンの映画が面白かった

星隠幻夢(ほしがくれげんむ)です。

話せる人がいないので書き散らします。

100万ドルの五稜星(みちしるべ)面白かったですね…

ストーリーを追いながら感想を垂れ流していきましょう。
ネタバレガンガンしていきますのでご注意を


プロローグ

最初からいきなり平次とキッドの直接対決に大変心躍りました。
キッドが受け流したり避けたりでずっと回避に徹していたのはキッドらしさが出ているなと思いました。

ここでモノクルが外れたキッドの顔を見て平次は新一と兄弟なのでは?と思いますがコナンも見ている私も

そんなわけねーじゃん

と思いました(たぶん)。

オープニング


通称、詠唱開始、もしくはいつもの。

毎回オープニングは変わりますが、今回目を引いたのは黒の組織5人が並ぶシーン。
迫力があってかっこよかったですねぇ…
キッドの背景が白竜、平次の背景が虎の屏風になっていたのもかっこよさポイント。

さてオープニングも終わりこれから本題に入っていきます。

本編

今作のメインキャラの一人である聖という男が現れるシーン、第一声を聞いた瞬間

お前松岡禎丞さんだろ!!!

ってなってテンション上がりました。
世代なのでね…cv松岡禎丞のキャラが剣構えていたらテンション上がります。

そして和葉へのアタックとブロック、いやぁ…聖さんや…もうその娘決まったやつがいるんですよ…

シーンは変わって平次が地図を持ちながらバイクで函館を走り回り殺人事件に遭遇していたところへ

平次の持つ地図を興味深そうに眺める蘭、何かに気づいたのだろうなと思っていると今回のゲスト声優大泉洋さんのキャラが登場。

この人は本当に達者だなぁ、なんて水曜どうでしょう好きな私は思ってました。
後終わるまで疑ってました。

映画のストーリーは大まかに六振りの刀とそれが明かす宝の在り処を2つの組織と奪い合うというもの(ザックリ)。

西の高校生探偵と東の高校生探偵が協力し謎を解き明かしていきます。

ここからかなり端折りますが、キッドが襲われたシーンはテンション上がりましたね。

といってもキッドが襲われている事にテンション上がったわけではなく、襲った相手の格好が幕末時代のものだったので、少々歴史好きな私はそこにテンションが上がったわけです。

ここでもキッドはやられっぱなしなわけですが…

キッドが危なくなった瞬間、平次とコナンが駆けつけ遂に3人が揃いました。

いやぁ胸熱ですな。

キッドのトランプ銃、平次の剣技、コナンのキック力増強シューズによる攻撃。

コナンシリーズでも稀に見るバトルぶりだなぁとにわかな私は思いました。

その後コナンと平次はキッドから状況の説明を受け解決に乗り出します。

次のシーンか何かで大泉洋さんのキャラがまた天然しながら何かの写真をスクリーンに映したのですがこの時点で完全に

このキャラ何か隠してるな?

と思い始め、疑いの目は一層深くなりました。

そんなこんなで隠し場所が判明して神社に乗り込んでチェイスが始まって…

なんか探偵ものってよりは別のジャンルに感じますね。

チェイス中平次が落とした(言い方)コナンを聖がキャッチしたのは良かったですね。
コナン打たれかけましたけど…

更にこの後神社の巫女さんが警察に話が…と言った時

この二人に話しておいてください

と大泉洋が言いました。
もう面倒なので大泉洋表記にします。

こいつ味方なのか?敵なのか?どっちだ?

もはや完全に大泉洋の手のひらの上だったのでしょう。

ここで一つの組織、というか元の雇い主が捕まり、それを悪の組織(わかりやすさのためその呼称)が暗殺しようとしますが、キッドがそれを避けさせようと声を出し、一時は守るものの中森警部が打たれてしまいます。

この時のキッドの焦りぶりといったら本編には絶対無いレベルの形相でスナイパーライフルに何度もトランプ銃を打つという取り乱しぶり。

誰よりも笑顔でいてほしい青子の父である中森警部が撃たれたとあっては快斗も取り乱しますわね…

そして青子が登場します。
中森警部が目覚めるまで青子の傍を絶対に離れない快斗。
良いですね。
もはや良いですねとしか言いようがないですね。

中森警部が目覚め、青子が治療室に入るのを見届けた快斗は走り出します。
それを見てにやりとする大泉洋、お前は本当にどっちなんだ。

青子が中森警部から聞いたことを元に推理を進めるコナンと平次、そんな折に青子が

青子の仲良しの子の小さい頃にそっくり

と言います。
セリフはうろ覚えです。

今作は妙に新一と快斗が似ているという発言が多いなと思いつつ、映画は少年探偵団がコナンと平次の元に到着、最後のピースを歩美から受けたコナンと平次は真相に辿り着きます。

この子達おいしいところ大抵持っていってるな…

そして話は進んでラストの仕掛けを明かすシーン。
五稜郭と時代背景をうまく使った仕掛けだなぁと思いながら、阿笠博士は相変わらずなんでこれで警察に目をつけられて無いんだよ…と思っていました。

このためだけに来て協力してくれる少年探偵団はいい子たちですね…後灰原さんの格好が可愛かったです。

さて物語はクライマックスに差し掛かります。
悪の組織が爆弾のスイッチを押そうとした瞬間、キッドが姿を表しそれを阻止、前日取り乱しながら銃を乱射していた彼の姿はどこにもなく、クールにその場を混乱させると、平次の剣道での宿敵である沖田が、更に沖田はわからないけど強い人、たぶん土方の生まれ変わりを連れて来ており、大乱戦に。

高校生3人が悪の組織数十人相手に大立ち回りで全員倒すという展開には驚きますが、テンション上がるのでオッケーです。

コナンは組織のボスが車で出ていったのを見逃さず、ボードを手に取り追走、平次も別の場所へ。

ここからの展開熱すぎてやばかったですね。

スタングレネードばら撒く人とか、セスナの上で剣撃する人とか、もはや何のアクション映画だよって感じですが、もう面白いのでオールオッケーです。

展開をまたも端折りますが、ボスからの攻撃を抑え、コナンを守ったのは聖のお父さんでした。
そして事件の犯人もこの人、ある約束を守るために動いていたそうです。

そんな事よりも最後にボスが銃を撃とうとした瞬間現れた大泉洋の様な誰かの行動に引っ張られてそれどころではないです。

結局、隠されていた宝というのは今の時代には見合わない暗号解読機、キッドもある人が探っていたという理由で探していましたが、その人が残したメッセージを読み取り何も盗まず仕舞い。

函館山の山頂では平次が和葉に告白していました。

一度に色々起きすぎです。

万事解決、エンディングが流れ始めました。

エンディング

いやぁ今回も面白かったなぁなんて思いながらエンディングロールを眺めていると、キャストのところにいるはずのないある声優さんの名前が

池田秀一

見つけた瞬間、大泉洋ずっと赤井だったんかい!とツッコミを入れました。
たしかに悪の組織の取引先は海外のマフィアであり、FBIが協力するのは当然、ここまでの行動を見ても辻褄は合うように思えました。

が、ここで疑問が残ります。

赤井さんって変装技術、あったっけ?

エンディングが終わり、和葉が平次の告白が聞こえていなかった事がわかり、なーんだやっぱり本編でやるよなぁそういうのは、と思いました。

そしてなぜかシーンは工藤邸へ、新一の両親が話をしているとお父さんが妙な事を言い出します。

生き別れの双子の兄弟がいる。

は!?言ってましたっけそんな事!?
てか奥さんが初耳って事は本邦初公開!?

誰、いや誰だよ、いねぇでしょ今まで…
慌てて考えているとスクリーンには工藤優作氏の携帯にナイトバロンの新作への感想メールが、その末尾には

T.K.

!?

そして函館の夜景が映り、高所に佇む大泉洋のキャラが、大泉洋さんのキャラは二泊三日の旅行で更に音信不通状態だった事が明かされており、完全にこいつは大泉洋では無いのです。

変装を剥がすとそこには

死んだはずの黒羽盗一の姿が…

はぁぁぁぁぁ!!!!!!!????????

イニシャルKとT…黒羽盗一!!!????

えー

生きとったんかいワレェ!!!!!!!!

どうしてこう大事な話を本編でやらないんですかね。

しかも来年も黒羽盗一関連の映画やるみたいですし

ここで全ての疑問点が解消されます。

まず協力していたのは言わずもがなキッド側の人間であり、キッド、つまり快斗に場所を教えるため
そして中森警部の安全を確かめ駆け出した快斗に笑みを浮かべたのは実の父であるから。
変装技術にも合点がいきます。

なんというトリックなのでしょうか…

まとめ

今回も大変楽しみました。

見ていて面白いし楽しいのでコナンの映画は良いですよね。

衝撃の事実も判明しましたし、今後も映画を楽しみにしようと思います。

後は…大泉洋さんの出演シーン、ちゃんとそのキャラ本人としての登場は最後の一瞬である、というところがハウルの動く城のラスト、カブが王子に戻りその声が大泉洋氏であることを思い起こさせました。

結局ゲスト声優として全面的に出ていたはずなのに本人の功績はゼロという不思議な状態で終わったのも、ある種の見どころなのかなと思いました。

名探偵コナン100万ドルの五稜星、とても面白かったです。

本日もお疲れ様でした。

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