別れは突然に
10年勤めている職場に退職を告げました。
そう何度も10年働いて辞めるってことはないからどんな感情だったのか記しておく。
先週からどこかで退職をすることを告げるつもりだった。
ただ、本当に事務作業や授業が重なっていうタイミングがなかった。
それが今日、一気に空きコマが増えて、そういうタイミングなのだと悟った。
管理職の先生に声をかけて、
何度も踏みとどまろうとしている自分がいた。
「この作業が終わったら、言いに行こう」
これを繰り返していた。
何度か繰り返していると、結局何も変わらないことに気づき、席を立ち、相談室へ
最初は、少し十年間を思い、言葉が出なかったが、思ったよりは早めに口が開いた。
感情は客観的には怒りだった気がする。
なぜかは分からない。
そのあとは淡々と話が進んだ。
ちょっと、何か言ってほしいみたいなところもあったかもしれないが、それは甘え。
自分で決めたことだし、残りもやることはやる。
こうやって書いてみると、結局はやろうがやらないが自己満足の世界なのだから、自分の好きなようにした方がいいと思う。
言い終わって、席について、作業の続きに戻る。
思ったよりは何も起こっていない。
それだけ、社会って、そんなに歯車になっておかなくてもいいのだと気づく、
全体で見れば、全く何も変化なんてしていない。
自分の心境は動いているだろうが、それはそれ。
でもなんで怒っていたのだろう?
環境に?自分に?
環境のせいにしようと思えばいくらでもできる。というか何かが原因で退職を選択したわけではないし、退職するって考えではない。
ただ、自分がやりたいことがある。
もしかしたら、続けていた方が、なんて思うけれど、それは身がもたない。
今年一年の燃料なんだと思う。もう戻れない。
それか充電が必要なんだと思う。
色々な人のサポートがあって、社会人を10年なんとか続けることができて、本当にギリギリだった気がする。まだまだ今まで経験したことないこともあるだろう。
仕事がなくなるってどんな感じなのかな。
仕事=自分のアイデンティティーってわけではないし。
一旦、自分の間合いを作り直す。
で、今の感情は「あ、なんか始まるんだな、うわーマジかー。やっちゃうんだー」ってやや高揚感がある。
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